新約聖書 マルコによる福音書15章31~32節

「代わる代わるイエスを侮辱して言った。

 『他人は救ったのに、自分は救えない。

  メシア(救い主)、イスラエルの王、

  今すぐ十字架から降りるがいい。

  それを見たら、信じてやろう』 」


数え切れないほどの人の心と体の傷をいやし、自分はダメだと思っている人たちを受け入れ続けた方が十字架につけられています・・・


「他人は救ったのに、自分は救えない・・・

 十字架から降りてきたら信じてやる・・・」


イエス様は降りてこられませんでした。


「自分を救えなかった」人たちと同じ姿で死なれました。

くやしさと絶望の中で死んでいった人たちと同じ姿で・・・

「どうして死んだんだ!」 とみんなが泣きじゃくるような死に方です。


すべての人を愛して生きられた方は、

最悪の人と同じ死に方をされました。


イエスキリストに信頼して生きることを決めた人たちは

イエスキリストと一緒に死にます。

生きてきたすべてのものを神様にかけて息を引き取ります。


涙が出たり、うめいたり、叫んだりするかもしれません。

でも、イエスキリストと同じように死んでいきます。


愛のかたまりのイエスキリストは復活させられました。

わたしたちは、イエスキリストに迎えられて復活します。

 (ヨハネによる福音書14章3節)


「やっぱり終わりじゃなかった!」 って叫ぶ日が来るので

命を大切にする生き方を続けます。