新約聖書 コリントの信徒への手紙二 4章8~9節

「わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、しいたげられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない」


こどもにはこどもの、青年には青年の、大人には大人の生きる環境があります。

ヨチヨチの時、

大人へと成長していく時、大人として生きる時、

年老いていく時・・・


すべての人が違った人生を生きますが、みんな年老いてゆきます。

体が思うようにならなくなり、記憶や意志の力も弱くなっていきます。


自分が何かでき、何かを手に入れられたらうれしいですよね。

では、何にもできなくなったらどうでしょう?


聖書によれば、「弱いこと」、「できないこと」は、神様と親しくなるカギです。


私にはお金がなくても一緒にごはんを食べてくれる、

泊まらせてくれる、病気の時に見舞ってくれる、

一緒に笑ったり泣いたりしてくれる仲間がいます。

「こいつは俺のダチだ」と信じて笑いかけてくれるヨチヨチ歩きの子・・・

難病と闘いながらいつも祈ってくれている年配の女性・・・


どこにでもいます。

みんな欠けだらけです。

大失敗もします。

人を傷つけることもよくします。

でも、みんなイエスキリストに導かれて「愛」に生きようとしています。

欠けだらけのみんなを神様が全能の力を用いて支えてくれています。


「な~~~~~~んにもできなくても、あなたは宝物」