旧約聖書 詩篇85篇11節
「慈しみとまことは出会い
正義と平和は口づけする」
動物は生まれるなり立ち上がって自分の力で生き始めます。
薬も病院もない世界で一生懸命生きていきます。
人は、自分で歩けるようになるのにもかなり時間がかかります。
一生誰かの助けなしで生きていくことはできません。
人が生きるために、神様は二つのものをくれました。
一つは、みんなで一緒に生きていくための「正しさ」です。
もう一つは、しばしば「正しさ」がはじき飛ばしてしまう人を包み込むための「愛」です。
ゆるされること、受け入れられること・・・
愛されることなしに人は生きていけません。
「正しい」ことは大切ですが、
愛のない「正しさ」は自分もまわりの人も傷つけてしまいます。
共に喜び共に泣く・・・
イエスキリストのメッセージ、神様を知れば知るほど、
このシンプルな生き方のすばらしさがわかってきます。
そして、「これが一番」と思うようになってきます。
一人の人間が何よりも大切だとわかるのです。