聖書 新約聖書コリントの信徒への手紙二 11章29節

「だれかが弱っているなら、わたしは弱らないでいられるでしょうか。

 だれかがつまずくなら、私が心を燃やさないでいられるでしょうか」


イエスキリストのメッセージを命がけで伝えたパウロという人の言葉です。

どんなに否定されようと、傷つけられようと、半殺しにされようと、

パウロはメッセージを伝えることをやめませんでした。


その理由は、

「弱っている人、つまずいている人がいる」 ということです。


「この地上で誰かが悲しんでいるなら、自分も悲しい」 ということです。


そんなこと言ってたら終わりがないじゃない!

って思われるかもしれません。

しかし、パウロが神様の愛を語り続けたのはこのためです。


そして、ほかの人の悲しみを自分も感じてしまう自分について、

「誇る必要があるなら、わたしの弱さにかかわる事柄を誇りましょう」(30節)と言っています。


いっしょに泣き笑いすること・・・

どうしてこんなにシンプルでうれしいことが後回しにされるのでしょう・・・


これ以上に大切なことはない!

と聖書は宣言してくれています。