みなさんこんにちは!

ゴールデンウィークもおわり、いよいよ初夏の気候になってきました。

史跡巡りに出かける際は、水分補給をしっかりとしたいものですね!

 

さて、先日は山梨市歌田にある金桜神社へ行ってきました。歌田地区の中心部に鎮座する神社で、社伝によれば景行天皇の時代に甲斐国の国造である塩見定尼が丹波国の景勝地である天橋立から勧請したといわれる古社です。その後は織田信長の兵火に逢いつつも、社殿が再建され、現代も地域の産土神として大切にされています。

 

 

 

 

 

 

 

境内には、古い手水鉢が載った、六地蔵石幢の基部と思われる石造物があります。盃状穴と見られるみが3つと、穴を穿つのに使用されたと考えられる丸石がそのまま残されていました。これは盃状穴の形成過程がわかる生々しい事例の一つといえるでしょう。

 

 

ところで神社が好きな方の中には、金桜神社と聞いてある山名が思い浮かぶ方もいるかと思います。

 

その山は山梨県と長野県の境にある標高2599mの金峰山です。日本百名山にも選ばれています。

 

金桜神社は日本武尊によって五丈岩の下に社殿が造られ、雄略天皇の時代にいまの甲府市御岳町に里宮が建立され、奈良時代には修験道の祖である役小角によって奈良の吉野にある金峰山から蔵王権現を勧請したという伝説があります。

 

金桜神社は今回参拝した歌田のほかに山梨県内に

3社あり、これら里宮の神社と金峰山を結ぶ9つの参詣道、奥宮のある金峰山本体によって御嶽信仰を形成しています。

 

 

 

 

 

 

 

金峰山の山頂には高さ20mほどの花崗岩の巨石である五丈岩があり、岩の上からは甲斐派美(かいはび)と言われる湧水が湧き、これが川となり田畑を潤すとされ農民からの篤い信仰を得てきました。

 

 

金峰山の山頂からは富士山と五丈岩のツーショットのほか、南アルプス、八ヶ岳、浅間山まで見渡すことができ、まさに奥秩父の盟主に相応しい絶景を堪能できます。

 

 

 

みなさんも今年の夏は金峰山や金桜神社に足を運んでみて、古来からの山の信仰に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。