『自分は何のために生まれてきたのだろう？』
『自分の生き甲斐はなんだろう？』
『自分が本当にやりたいことはなんだろう？』
誰でも生きていく上で一度は思い浮かべる
ことがあるのではないでしょうか？
特に困難な状況になったり、大きな問題に
直面したときに。
私もそうでした。
でも、なかなか答えは出ませんでした。
それは、いきなりこの深いテーマの答えを
求めたからです。
いきなり『自分の使命は』と考えても
答えは・・・・・？
になってしまいます。
あるとき私は自分の過去の体験からこの答えを
導き出そうと考えました。
ノートに自分が生まれてからの体験を思いつくままに
書いていくのです。
するとある一定の傾向が見えてきます。
・生まれたときは貧乏で味噌蔵を借りてそこで生活をしていた。
・夫婦喧嘩で母が泣いていたのをよく見ていた。
・小学校から帰ってきたら誰もいないので寂しかった。
・小学生の頃、いじめらていた友達を助けたら自分がいじめられるようになる。
・専門学校で友達でもなかったが、クラスの子が他のクラスの子と喧嘩をしていて
止めに入って自分も殴られる。
・京都の四条河原町の阪急百貨店の前のタクシー乗り場で若者の喧嘩が始まり、
５０人以上 見ているのに誰も止めず、自分が仲裁に入る。が、それでも
止まらず結局いかついおっさんが出てきて止めてくれた。
そのとき、俺の顔では喧嘩は止められないと確信する。（泣）
・大阪から朝帰りで鴨川の橋を歩いていたら、サラリーマン同士のつかみ合いの
喧嘩がはじまり仲裁に入る。年配の方からお礼を言われる。
・尊敬する職業はレスキュー隊員
・ある200人位集まった講習会で抜き打ちで壇上に上げられて自分の考えを言う機会があり
自分が指名されて『自分と同じ苦労をした人を助けたい』と言う。
このように書いていくうちに自分は
『困っている人を助けるために生まれて
きたのでは』と気づいたのです。
これに気づいてから、今まで夜間に仕事の電話が
入ると嫌々腰を上げていた自分が、今では年中無休
24時間の広告を出して夜間でも元気に走り回っています。
あなたの使命の見つけ方の参考になれば
幸いです。