便器の天敵。ブルーレット
又やってくれました！
ことのいきさつは
お客様から
「昨日、よその業者に便器の詰まりを
直してもらったのですが、又詰まったの
で見て欲しい」
との連絡を受けました。
行ってラバーカップで作業をしたのですが
便器の形状がラバーカップと合わず
なかなかうまくいきません。
汚物が詰まっていたら少しはティッシュが
逆流してきて見えるはずですが、それも
ないため
これは、何か物を落とされたのかと判断し
便器を取り外すことに決めました。
外す前に、念のため屋外の桝が詰まっていないかを
確認し作業に取りかかりました。
便器を外して手鏡で中を覗くと
直径５ｃｍぐらいの「ブルーレット置くだけ」が
見事に入り込んでいたのです。
これでは流れるわけがありません。
私は昨日の業者は、よくこれで
修理して帰ったなと思いながら
お客様にその手鏡を覗いてもらい
原因を確認していただきました。
問題はこのブルーレットをどうやって
取るかです。
便器の中の形状は下図のようになっていて
ブルーレットは屈曲部にはさまっているため
突っついてとることも出来ず
針金で引っかけて取ろうとしましたが
うまくいきません。
便器を裏返しにして流れる逆方向から
針金を通し便器を又元にもどして
ブルーレットを通過した針金を引き抜き
なんとか取り外しました。
追伸
そして次の日も違うお客様ですが、背中に張った
ホッカイロが便器に落ち、それも便器を外して
修理しました。これからの季節。背中に張ったものを
落とさないでくださいね。