小松です。
極度の緊張状態や恐怖感があると、たらたらと異常なほどの汗が流れてくる症状を多汗症と言います。
多汗症で汗をかく場所としてよく知られているのが手のひらや足の裏、ワキの下などですが、意外と多いのが頭部です。
頭はもともと汗腺が多く、子供などは髪の毛を濡らしたように汗をかくのもこのためです。
しかし、これが多汗症によるものとなれば悠長には構えていられません。
手などと違って、どこででも簡単に洗うことはできません。
流れるような汗も拭きとるしかなく、時間が経てば臭いの原因にもなるからです。
また、頭の多汗症には改善策にも限りがあります。
たとえば、制汗剤や汗とりパッドなどは頭には適用できないからです。
したがって、精神的な緊張や恐怖心からの発汗を抑えるようなメンタルトレーニングなどが有効な改善策の一つです。
ストレスをためないことも大切です。
頭の多汗症の改善はなかなか一人では難しいので、専門医に相談してみるのも良いでしょう。
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