こんにちは、yrです。

これまで、自己流妊活・病院決め・基本検査・人工授精と振り返って記録してきました(過去記事参照)が、ステップアップ後の話に入る前に少々箸休めを。


 

前回の記事


それがこれ、不妊治療と仕事の両立はできるのか?ということについて。


そもそも不妊治療では

不妊治療では、それぞれのステップはあれど、基本的には

頻回の通院

一回あたりの長い所要時間

が必須になってきます。


私のクリニックは特に待ち時間が長いのかもしれませんが、ざっくり

平均月4回程度の通院

1回あたり3時間程度

は必要かと思います。 


※もちろん程度はあります。

月3回の通院で済んだときもあるし、採血だけで1時間程度で解放されたことも。


反対に週に2回通院が連続したこともあるし、1回に4時間以上かかったことも……。


体外受精にステップアップすると、さらに頻回になると思います。


お仕事してる方は結構辛いんじゃないでしょうか。私もその一人です。


不妊治療のために退職・休職なさる方も沢山いらっしゃいますよね。自分の人生のための、素晴らしい決断だと思います。


下記は私のほんの一例です。

お仕事との両立を考えている方、両立されている方はご参考までに。


仕事はというと

忙しかった頃

私は元々、超激務の総合職でした。

ほぼ毎日のように深夜まで残業して、終電の一本前でなんとか帰宅ということもしばしば。


それでも排卵日はアプリで予測し、検査薬を使い、陽性になる手前くらいから陽性日くらいまではタイミング取るように心がけていました。


それでもリセットは積み重なる。

結婚同時期もしくは私よりも結婚が遅かった同期や後輩がどんどん産休に入っていく。

2人目の出産から復帰してきた女の子や、3人のパパになったよ〜と報告してくれる先輩。

逆に、「すぐできちゃうけど子育てしんどいから、3人目は作らないように気をつけてる」という同期…。

もちろんおめでたいことだし誰も悪意はないのだけど、悩む日々が続きました。


そして転職

妊活の心身の負担もありましたが、それ以前に長年の残業続きで心身ともに壊しかけていたので、一旦不妊治療は抜きにして、自分がこの先どう生きたいか?を改めて考えることにしました。


子どもができたらこの激務は続けられない。

子どもが出来なくても、このままの環境で仕事だけで疲弊しながら生きていきたくない。自分の人生を大切にしたい。もっと楽しみたい。


キャリアを積んできた分、勿体ない思いもありましたが、熟考の末に転職することに。


結果今は働きやすさ抜群の職場で、残業に追われることなくのびのびと仕事ができています立ち上がる


でも結果的に、これが私の不妊治療にとっても大正解でした。


不妊治療と仕事の両立

仕事のストレスが減ったことにより、リラックスできた心身なら授かれないかな……ヒヨコという淡い期待は打ち砕かれましたが(苦笑)、


これまでの仕事よりはるかに調整しやすい職場になったことで、急な通院にも対応できるようになりました。


前職だったら、かなり厳しかったです。

もちろん、会社に不妊治療のことを相談したらきっと配慮してもらえたと思います。また不妊治療のために休職を取る制度もありました。


けど、気を遣われるのが嫌だったし、前職のままやっていくならばバリバリ仕事する自分でいたい!という妙なプライド?も邪魔をして、なかなか周りには言い出せず。


私にとっては今は理想の職場で、うまく不妊治療と両立しながら仕事ができています。


まあそれでもほとんどの有休は通院で消えていくわけですが…昇天

それは仕方ないか。

有休があと少しでなくなるかもしれないので、今の上司には不妊治療中であることを伝えて理解してもらっています。


あと、土曜日も通院タイミング的にうまいこと重なれば、極力土曜に行ったりもしています。(土曜はめちゃくちゃ混みます)


ということで

まず、

不妊治療と仕事の両立は大変

です。


でも両立できないわけではありません。

仕事との両立の上で大事なのは、

働きやすい職場環境・制度

周囲の理解を得ること

夫婦の思いやりがあること

だと私は思います。


不妊治療中です!と皆に公開するのは難しいかもしれませんが、仕事もプライベートも手を抜かず頑張ろうとしている自分、であることは誰かにはわかってもらっておきたいなって思います。


みんなそれぞれ家庭の事情があるので、自分だけを優先してもらうことは出来ないけれど、思いやりはお互い持ちたいですよね。


またやっぱり戦友となる夫婦間の思いやりも大事だなと思います。仕事の愚痴、治療の愚痴、相談、何でも言い合える・聞けることでストレスも少しは軽減できるかと。



以上、仕事と治療の両立について、私が思っていることでした。


読んでいただきありがとうございました。

それではまた。