タイトルの通り、本年のご報告です。
2017年から挑戦を続けていた、JMRC・神奈川ジムカーナシリーズにおいて、
神NTR2クラスの、2021年シリーズチャンピオンを獲得致しました!
多くの方に協力頂き、このような結果が得られて、大変嬉しく思っています。
シリーズ優勝の表彰状が送られて来ました。
自分の名前が入った表彰状が貰えるって、凄く嬉しいですね。
今年は、FM伊豆みらいずステーションのマダムさとみさんの番組のステッカー、
全日本ジムカーナJG7クラスドライバーの勝野佑紀選手のステッカーも頂き、
とても幸せな1年でした。
そんな訳で、凱旋報告(という名目で町をふらつく)。
①田んぼのすぐ隣のガソリンスタンドへ。お世話になっている方がアルバイトしているので、表敬訪問。
②実家のご近所のお食事処・和へ。カツ丼を頂きながら、子供の頃からお世話になっているご夫婦に勝利報告。
③沼津の会社近くの喫茶店・明治茶館へ。カフェオレで乾杯、クルマの話で盛り上がりました。
④明治茶館が時々協賛している沼津市のコーストFMの番組へ、メッセージ。
パーソナリティの植田航平さんに、CHAN-PON!で報告メッセージを読んで頂けました!
そういえば、今年はコーストFMのリスナープレゼントも当たった!!
年が明けたら、自分の会社の社長と、クルマのメンテをお願いしている工場にも行かなくては。
ジムカーナ競技とあまり関係の無いところからも、たくさん応援して頂き、嬉しい限りです。
本年は、大変お世話になりました。また来年も、よろしくお願い致します。
吉村 祥
以下、ひとりごと。
モータースポーツを続け、17年目にしてようやく初優勝を果たした訳ですが、
勝てた理由を、以下に書き留めておこうと思います。他カテゴリーでは、勝てる要素が足りなかった。
①自分より速い後輩に追い回されなかった。
もう自分も30歳過ぎてるので、自分より若くてなおかつ凄いタイム出す選手が同クラスに居たら、
諦めて辞めたと思います。多分、勝てるクルマに買い替えるという選択肢も無い。
②同じくらいのレベルのライバルが居た。
優勝争いした選手は、不利なタイヤ(ブリヂストンRE-71RS)にも関わらず、最後まで戦線離脱することなく、
既にシリーズチャンピオンが決まった自分とも、戦ってくれました。
「たった2人のうちだとしても、1位の人は勝者」が重要。
③みんな、同じ悩みを持っている。
外から自分の走りを見ていた人から、アドバイスを貰えた。
過去に同じように悩んだものと思います。クルマの運転は、なかなか自分1人では上達しない。
④別のチームの人にも、相談ができた。
他のチームも練習会やってるので、誘われます。練習会に行くと、相談にも乗ってくれます。
続けていると、自分のチームの人には相談しにくいことなんかもありますので・・・(^^;
⑤結果がすべてではない。
今年、優勝は1戦しか無かったんですが、「休まず続けた人が偉い」ということで、
シリーズポイントの合計から、シリーズチャンピオンを獲得できました。
他人と争う競技を行っているので、努力が必ず報われるとは限りませんが、
努力次第でチャンスを得る権利が生まれます。
⑥卒業しなくて良い。
高い戦闘力を持ったヨコハマ・アドバン・A052の登場は、Z33の弱点を補ってくれました。
何年か続けていれば、勝てる要素が出てくることは予想できており、
自分の場合は、たまたま車両にマッチしたタイヤが登場したことが、勝因となりました。
「3年で卒業」や「3位以内は卒業」などの謎ルールがあると、チャンスが回ってくることは無い。
⑦事実上の初心者クラス。
ビギナークラスや、CLクラスといったクラスが初心者クラスですが、何故かそこに速い選手が来ます。
自分の参加していたNTR2クラスは、数年前までは上級者も多かったのですが、
今年は車両故障や別イベントとの重複により、NTR2クラスのベテラン勢が相次いで欠場したため、
事実上の初心者クラスとなったのが幸いでした。スパルタが通用したのは、昭和までです。
⑧応援のチカラ
ヨコハマゴム様よりタイヤを、ディクセル様よりブレーキをサポートして頂きました。使えるものは、全部使う。
クルマのコントロール性が上がって、練習で正しい操作を身に着けられるようになりました。
「努力が報われる」ように結果を結びつけてくれるのは、応援のチカラでした。
物品のサポートや、友好チームの方々の協力は勿論ですが、
自分の場合は親・親戚や、働いている会社の社長、地元の方々にも理解を頂き、
モータースポーツを活動しやすい環境を作ることができました。
何が言いたいかと言うと、ガタガタ余計なこと言って邪魔して来る奴が、寄って来なくなりました。
ジムカーナは基本的に個人で参加する競技ですが、
多くの方に協力して頂き、その結果を共有できると、より一層嬉しさが増します。
優勝したけど、来年も今のクルマで同じシリーズの同じクラスに出場して、もう少し上達しよう。