定年退職後もアルバイトとして働き、自分の部署移動後も相談に乗ってくれる、とても心の広い方でした。
それこそ、多くの若手の”師匠”と言えるような存在でした。
去年、肺癌の手術を受けるため入院していましたが、9月には退院して出社して来たので、退職の挨拶はすることができました。
でも、新型コロナウイルスの影響により、葬儀は行わないということで、退職の挨拶が本当に別れの挨拶になってしまい、とても寂しく思います。
定年を迎えたとは言え、隠居する素振りなんて微塵も見せないその姿がもう見れないなんて、信じられない。
立て続けに、今日になると声優・藤原啓治さんの訃報を聞く。
クレヨンしんちゃんの野原ひろし役を始め、頭文字DではEG6を駆る悪役・庄司慎吾、機動戦士ガンダム00では非道な傭兵アリー・アル・サーシェスなど、怨敵の多くを演じていました。
いや、四畳半神話大系の樋口師匠を忘れちゃいけない、師匠の「貴君、」の台詞は藤原啓治以外ありえない!
デスノートでも、野原ひろしに通じるものがある役を務めていたっけ。
師匠、もうお会いできないんですね。