ケアストレスカウンセラーで学んだこと その29 | 資格コンサルタントの意識高い日々。

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2021年に犯罪被害に遭いましたが踏ん張って生きています。資格は70個ちょっと保有しております。同じく闘病中の方にとって少しでも励みになれたら嬉しいです。

こんばんは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。


今回は対人コミュニケーションの種類についてまとめてみました。
今回は少し長めの記事になりますので、お時間のある時にお読みいただけますと幸いです。
よろしくお願いします。

1.対人コミュニケーションの分類
対人コミュニケーションとは
形式上の分類
内容上の分類
と2つの分類方法があります。

2.形式上の分類
まずは、形式上の分類について説明します。
これはさらに
言語的コミュニケーション
非言語的コミュニケーション
の2つに分けられます。
また、言語的コミュニケーションのことをバーバルコミュニケーション、非言語的コミュニケーションのことをノンバーバルコミュニケーションとも呼ばれています。

①言語的コミュニケーション
これは、話し言葉や書き言葉によるもので、対面での会話・電話・FAX・手紙・メールなどの手段があります。
さらに言語的コミュニケーションんいは
・直接
・間接
の2種類の方法があります。
気を付けなければならないのは、自分の使う言葉と相手の使う言葉が異なる場合です。性別・年代・生まれ育った環境などによって違う言葉を使うため、気を付けなければなりません。

②非言語的コミュニケーション
言葉以外の表情や身振り、手振り、動作、姿勢、態度などにより自分の気持ちを示すものです。
これも言語的コミュニケーションと同様、年齢・性別・社会的立場・文化などにより違いがあります。
〈「おいで」を表すジェスチャー〉

〈首を横に振った時のサイン〉

(1)言語的・非言語的コミュニケーションの比較
人間が相手に何かを伝えようとする時
上記図の通り、態度や表情・声の調子この2つを合わせると93%が非言語的コミュニケーションで伝わることが判明しています。

阿吽の呼吸の間柄は共通の体験・共同の生活から出来上がるもので非言語的コミュニケーションによるところが大きいです。

(2)言語的・非言語的コミュニケーションの留意点
気を付けなければならないのは言葉と態度が一致しない場合があるということです。
非言語的コミュニケーションには無意識のうちに発しているものもあり、言葉では怒ってないと言っていても声が低かったり、表情が硬かったりすると「怒っている」というメッセージを受け取り、受け取る側はどちらが本音かわからなくなってしまいます。
このことを、ダブルバインド現象といいます。そしてほとんどは非言語的コミュニケーションのメッセージを優先してしまいます。

(3)言語的・非言語的コミュニケーションの活用
言葉がなければ対人コミュニケーションは行いにくいですが、しかし、言葉は不完全な道具であることも覚えておきましょう。
同じ言葉を使っても伝える側と受け取る側では解釈や意味合いなどが異なる場合も少なくありません。性格に対人コミュニケーションを行うには非言語的コミュニケーションが大きく関わってきます。
対人コミュニケーションは自分が伝えた通りに伝わるものだと考えるのではなく、相手が受け取った通りに理解され、解釈された通りに伝わっていくものと考えるべきです。

3.内容上の分類
次に、内容上の分類について説明します。
対人コミュニケーションは内容から
・事実、思考、感情のコミュニケーション
説得的コミュニケーション
に分類することができます。

(1)事実、思考、感情のコミュニケーション
・事実→実際に起きている事柄をそのまま述べるもの。
・思考→考えを伝えるもの。
・感情→気持ちを伝えるもの。
これらは、会話の視点がズレていると、対人コミュニケーションにズレを生じ、お互いに不満が残ります。

これは、お互いに対人コミュニケーションに求めるものが違い、そこからズレが生じています。夫婦間で起きる対人コミュニケーションのズレは、多くの場合はこの点に原因があるようです。

(2)説得的コミュニケーション
相手の態度を変えさせる目的で行われるものです。この場合、発信する人の信頼性が重視されます。また、このコミュニケーションで自分の説得したいことに有利な情報だけを提供することを一面的コミュニケーションといいます。
例)この薬はダイエットに効果的!モデルのAさんもこれで痩せました!
一方、自分の説得したいことに不利な情報も含めて提供することを両面的コミュニケーションといいます。
例)この薬で10kg痩せた人もいますが、個人差があります。
また、説得したり納得させたりする方法とは別に相手の気持ちを考えながら自分の主張を受け入れてもらう方法をアサーションといいます。

4.対人コミュニケーションに求められる能力と姿勢
最後に、対人コミュニケーションに求められる能力と姿勢について説明します。

求められる能力は大きく分けると
・傾聴し、理解する能力
・伝達したり主張したりする能力
になります。

求められる姿勢は、コミュニケーションに必要な能力を身に付けるだけではなく、コミュニケーションを取る積極的な姿勢が求められます。



今回は、いつもより少し長めでしたが、いかがでしたか?
コミュニケーションも言語的と非言語的に分かれるだけではなく、更に分類化されているのは今回初めて知りました。
今後の自分の生活にも取り入れたいと思いました。

それでは最後までご覧いただきありがとうございます。
また次回をお楽しみくださいキラキラ