最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧ほがらかに 日々をすごせる 古妻よ 忘れてないは 言い訳で したほえてます うそつき村の 小だぬきが せいさせいさと 声をそろえて色のなき 天白川の かれ枝に 耀きいたり 翡翠小さく集めらる がれきの山に 家族との 思い出ありし 暮らしのありし工場は 燃やし続けて 一夜あけ 冴える空には あけの三日月細枝まで 鈴なりになる 金柑は 採る人もなく あれた畑に吠える先 たぬき一匹 動かずに 皮の剥かれて 怯えていたり今の世の 萎える心に 君の歌 ちょいと毒いり くすっと笑う影のゆれ 銀にかがやく 川の中 瞑想めいて ヌートリアおりケーキをば ふと巻仕立に まるかぶり 東北東に ねがいを込めてあまぐもの 去ぬる屋根には さぎ一羽 この如月の この温かさ早暁の 窓をあければ 雨上がり しずくの花の 輝きにけり火照るジェイ白くかがやく水がめの氷なめたり かろやかに朝ときごとの居場所しりたり回遊し暖にまどろむ猫たちの冬まっすぐに 曳きゆく雲の 賑やかし 空に音なく 滲み広がる心地よき思い出だけを語りおり憂きこと誰もなきがに飲めり紅梅は 雪を被きぬ 舞子はん 嬉しはずかし ほんのり染めて放たれておかげ横丁の立ち飲みに白鷹五尺冷やでちびりとなぜられて なぜられ続け 宇治橋の 擬宝珠ひかれり 神を宿してなにごとか かたじけなさに ぬれそぼつ 豊受(とようけ)大神宮(だいじんぐう)の 鳥居をくぐる<< 前ページ次ページ >>