最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧まるくなる 老い猫二匹 さし足で そばを歩きぬ なが雨の午 後こもれびの参道ゆけば三本の 欅大樹に青苔ぞ生うあおぞらに汗して歩く山みちに逢うプードルはハロウィン姿幹の折れ枝の裂けしも弁慶の 仁王立ちごと苔むす古木けんめいに あけびの蔦を 引きにけり 実をもぐ妻は きょう誕生日猿投山濡れた木道の頂きにふいに開けぬ濃尾平野はNHKの 出口調査の タブレット この一票に 九つを問う滑り出る スタートダッシュ 歓声が 岸辺に沸きぬ 漕艇場は少女らは よこに一線 こきざみに 櫂をあやつる スタートラインルーレット まわってまわって 集いたり 団塊世代 八十八名は電線に 居並ぶ音譜 鳥たちよ いかで奏でる 澄みたる朝に浅葱色の 翅にマーキング このたびは 風のまにまに 何処までゆくのゆう空に 望月うきて 御在所の ガレ場をくだる すすき靡きつ月見酒飲むべかりけり木陰から こっそりタヌキが覗いてござるいそがしや瑞穂の国の議員殿 朝も早よから祭りのはしご変わらない まつり囃子に 百姓の 小倅どもも 長老となるにぎわいは 社をうめて 紅白の 餅投げて終う 秋の祭りはことばにて 救いはしない 猫といて 乾いた二人を 潤している背高の すすき靡きつ とき色の 入り日を浴びて 電車がとおる黒揚羽蝶をまどわす妖艶な 赤に咲きたり幽霊花は<< 前ページ次ページ >>