最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧家出して 警察署には 遺失物 たちまちジェイは 補導された りあおぞらを満喫せしか冬風にしかと爪たて空蝉ひとつヒイラギの葉っぱトゲトゲ老人のほほ笑み戻る水ようかんにコミックに島耕作はのぼり詰め 昭和男のドリームとなる若きらは 航跡のこして 漕ぎ出る 蛇行のはての 還らざる過去うち続く四十四年に終止符は 今年のつらい苦行のひとつ一代で終えるイエローパンプキン サボテンの実が知っておりますあいち池の 水面おだやか もみじ葉の 茂る一樹 は 冷えて立ちいる枝のさき木の芽と見ゆるびわの花その実の熟す来夏をおもうひたひたとついばまれたり 朱き実にひとり残りぬ木守のわれは蒼天の波たつ海は光りつつテトラポットつよくはじけるなまぐさは漁師の宿に放たれて タコの丸ゆでに国盛り呑むいちだんと冷え込む朝だ三日月を見せて隠して雲が流れるきょうの日の遍路終えたり大宝寺 野辺に見送る皇帝ダリアつまずいて 走ってころんで 擦りむいた だあれもいない 冬の野道は同じ夢を 見ているのかな すこしづつ 群れつ流れる 浮き寝の鳥はいつくしむ 道具と機械は 鉄くずと して運ばれる すっからかんだすみわたる 知多を歩けば 広大な キャベツ畑は 赤子まつごと帰りゆく 火野正平 旅人は 空にゆうゆう 雲が流れるさやかなる空はあけぼの 海風に乗りぬ滑りぬゆうゆうとトビ<< 前ページ次ページ >>