<<◆爺の会社です>>
パワーアップを目指しているTZR250R(3XV:STD)
ポートタイミングをSPに近づけるため、
シリンダーを取り出します
クーラントを抜いて
(最後に走ったのが一般道なんで、フツーのクーラントです)
シリンダー(右側:フロントバンク)
SPとは、ポートの高さ(上端位置)や形状が大きく異なります
以前から疑問に思っていたことが・・・
SPに近づけるためにポートを削っても、
排気バルブ(YPVS)で、タイミングも面積も決まってしまうんじゃあ?
YPVSバルブ
同じ単室容量を持つTZ125は、
TZRの鼓型とは違って、フラットな板状です(通称ギロチン)
TZ250も同様だと聞いた
このバルブの角度が、エンジン回転数に合わせて変わることで
排気ポートタイミングが変化するのが3XVのYPVS
シリンダーにセットしたところ
↑シリンダーの上下を逆さまにして(ヘッド側を下に向けて)
排気口(チャンバーの接続口)から覗いたところ
バルブ位置は、エンジンが高回転の時のモノ
最もパートタイミングが早い(位置が高い)です
↓ヘッド側からシリンダー内面を覗いたところ
写真のように、YPVSバルブの切り欠きが、シリンダーの排気ポートのエッジに
キレイに沿うように加工されている
ってことは、いくら排気ポートを削って拡大しても
バルブを広げない限りは効果が望めないんじゃね?
バルブも削るか、もしくは多めに回転させてやればいいのか?
鼓型だから、エッジに上手くマッチするようには思えないが・・・・
イヤ、むしろ、シリンダーを全体に持ち上げてやればいいんじゃね?
その分、シリンダー上端か、ヘッドを削ってやれば
全てのポートタイミングが早くなるよな
いいのか、それで?
理論が合ってるのか不明だが、
何となく、この方法が良い気がするので進みます
ベースガスケットの在庫が沢山あるってのが理由のひとつです
ベースガスケットの厚みは約0.8mm
2枚、余分に敷けば、約1.6mm持ち上がるから、
その分、上を削って合わせようか
てか、重ねて使っても大丈夫なのか?
不安要素は他にも
現状で1mm削ってあるヘッド
さらに1~2mm削ると、
スキッシュエリアが平らになりそうだが、それってイイのか?
う~ん・・・・・
今日はここまで