<<◆爺の会社です>>
さてさて、本日のお題は”キャリパー”です
↑ 左フォーク用のキャリパーの在庫って、
SUMITOMOしか無かったんで、
こいつを使います
先日、採寸して中国に発注したサポートが届きました
一発でOKとなるのかは、車体に取り付けてから(笑)
ピストンを抜くのに、
マスターで油圧をかけます
秘密基地なら、マスターの在庫がたっぷりあるのに(選び放題!)、
今回は、セローから外してきました
セローのマスターシリンダー、
けっこう痛んでるな
点検窓が曇って・・・・
ん?
ひび割れてなイカ?
”出たピストンは押さえる”しながら、
4個のピストンが出来るだけ均等に飛び出すようにします
ピストンが限界まで飛び出したところで
キャリパーを割って、取り出します
サビが見られますが、
露出部分=シールの外側なので大丈夫でしょう
磨きました
オイルシールとダストシールを取り外します
オイルシールは健全でしたが、
ダストシールは劣化してボロボロなうえに、
張り付いていました
溝を確認します
まあまあ、程度は悪いです(笑)
しっかり磨きました
↑ここの溝が荒れていると、ピストンの動きが悪くなり、
ブレーキタッチが悪かったり、引きずったりします
余談ですが、
爺はダストシールを入れる派です
サーキット走行の場合、ダストシールを抜く方も多いようですが、
(ダストシールがあると、一旦入り込んだ汚れや水分が抜けず、詰まり・サビ・引きずりの原因になりやすいとされる)
スプリングで無理クリ、ピストンを押し戻す、カート用のキャリパーと違って、
バイク用キャリパーは、シールの変形~復帰力だけでピストンを戻す構造なので、
オイルシールだけではなく、ダストシールもあった方が、
ピストンの戻りが確実になるんじゃなイカーなぁ~っと感じています
実際、今まで、SUMITOMO-4POT キャリパーで、
引きずりは経験ありません
本物のブレンボなら、ピストンがテフロン加工されてるので、
更に引きずりが無くなるんだけどネ(笑)
何事もアバウトな爺ですが、
ブレーキの引きずりに関しては、気にしてしまうタチなのですヨ
アセトンで脱脂したら、
トップヒート(黒)をシューします
キャリパーの連結部のOリングを手配しときます
純正パーツとして供給されてないので、
ミスミで注文します
↑ 通常の(例えば水道工事用)Oリングだと、
ブレーキフルードで劣化してしまうので、
エチレン・プロピレンゴム製をチョイス
シール類が届けば、組立かぁ
今日はここまで