◆爺の会社です

ピーテック (ptech.jp)

 

 

 

 

雨の日曜日

 

クランクシャフトインストーラー(90890-01274)

を使ってクランクベアリングにシャフトを固定します

 

 

 

 

ミッションのシャフトがキチンとケースに収まるよう、

左右のケースが平行に閉じていくよう様子を見ながら

7本のプラスネジも徐々に締めていく

 

 

途中で、何故だかケースが平行に閉じなくなり・・・

 

 

えっ、ケースが割れてるヤン!

 

 

 

 

↑これは、目立つように割れ目を力づくで開いたところ

 

ネジを緩めて、外からの力が掛からない状態にすると

割れ目は完全に密着してしまい、割れ目がほとんど見えない

 

 

 

えっ、シャフトだかダウエルピンだかがつっかえた状態で連結ボルトを締めたせいで割れたのか?

 

イヤ、プラスネジを締めこんだ程度で割れてしまうほど、爺は剛腕ではないぞ

 

開いた際には気付かなかったが、初めから割れていたのか?

イヤ、だったらオイルや一時圧縮が漏れんじゃないか?

 

 

 

う~ん、いつ割れたのか疑問は残るが、このままでは使えない

 

換装エンジンを探すか

それとも、ここまでバラしてるんだから、ケースだけ入手するか

 

今日のところは、別のバイクに取り掛かろう

 

 

 

ってことで、エンジンマウントボルトが折れている TZ85 に取り掛かります

 

 

↓TZR と同様、TZ もココのボルトが破損してる

 やはり YZ85 のエンジンって振動が半端ないんだな

 

 

 

 

で、これも2台とも同様なんだが、貫通してるズン切りボルトが抜けなかったんで、

カットして除去したよ

 

 

 

 

↓これが新たに用意した焼き入れボルト

 

 

 

 

 

強度アップの為、全ネジではなくスタッドボルト形状

 

 

 

 

 

ピッタリサイズのアルミスペーサーで挟んで、ダブルナットで固定

 

 

 

 

 

 

↓シフトリンケージは、正チェンジに切り替えられるようT型なんだけど、

 ボルト穴が単なる貫通穴なので、ボルトを通してナット固定なんだな

 

 

 

 

 

工具を通すスペースが無い所のナットは締めにくいので、

ネジ穴に加工して固定してしまいます

 

 

6.4mm の貫通穴に M6 のネジ作るためにヘリサート加工します 

 

 

 

 

↓ヘリサートネジ用タップを立てて

 

 

 

 

M6-D1 のヘリサートをセットします

 

 

 

 

加工完了

 

 

 

 

 

裏側からロックタイトを塗布したボルトを締めこんで、

表からは緩み止めナットで固定

 

 

↑何だか、軸がグラグラする

 

 

 

 

シャフトをクランプする部分が、イマイチ締まり切ってないので、

容易に締まるよう、切れ込みを追加した

 

↓元々は軸方向だけの切れ込みだったが、円周方向の切れ込みを追加

 

 

 

 

↓あまり切れ込みを深くすると強度が落ちるので、これくらいで

 

 

 

 

↓ヨイ、しっかり固定できた

 

 

 

 

 

チャンバー、タンク、カウルを付けて出来上がり

 

 

 

 

 

タイヤ(ホイール)以外は走れる状態だな

 

 

 

 

 

来月の撮影会ではカートも走らせる予定なので、

カートを整えていきます

 

 

 

吊るしてスタンドに載せたのはギラード2号車

 

 

 

 

被っていたホコリを拭くのに小一時間かかったヨ(汗)

 

 

キャブレターのOリングが破断してたので交換した

ガソリンホースは硬化して、触るとポキリと折れた

 

交換して、更に各部をチェック

 

 

 

ブレーキは効くようだ

プラグの火は飛んでいる

 

スピードメーターのセンサーケーブルが切れているが、

撮影には影響しないので保留にしとく

 

 

 

 

ガソリンを入れてバッテリーを繋いで、セルを回したらアッサリ始動した、ホッ

 

 

 

今日はここまで