こんにちは

日中はとても暖かく過ごしやすい
気候になりましたね



朝晩は冷えるので、寒暖差に
気をつけていきましょう

さて、今回は、、、
予防関係でよく耳にすると思いますが
マダニについて改めてお話したいと思います



日本中の森林や草地などに生息し、お散歩中のわんちゃんや外にいる猫ちゃんを吸血する機会を狙っています。
吸血を繰り返し大豆ほどの大きさになります。


・マダニの吸血による貧血(大量寄生の場合)
・皮膚炎
→無理に取ろうとするとアゴの部分が皮膚に残り化膿や腫れることがあります。


・マダニ媒介性疾患
→犬バベシア症
症状:貧血、発熱、食欲不振、黄疸など
バベシア原虫が犬の赤血球に寄生し破壊していきます。感染すると上記の症状が現れ、急性の場合死に至ることもある恐ろしい病気です。
以前は西日本特有のものとされてきましたが、今では関東などでも発症例があり全国的に感染リスクがあることがわかっています。
→重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
症状:元気食欲消失、発熱、黄疸、嘔吐など
SFTSウィルスを保有するマダニに咬まれることにより感染すると言われています。
潜伏期間…6日から2週間
SFTSに感染した犬や猫、マダニに人が咬まれると
人にも感染する病気です。
人が感染すると、初期症状は発熱やだるさなど。5〜6日後に意識障害や出血などが起きることがあり、致死率は約10%〜30%とされています。
これまで、日本国内で2013年〜2019年までに感染した492人のうち約14%にあたる
69人が死亡しています。
2017年には野良猫に噛まれた西日本在住50代の女性が10日後に死亡した事例もあります。
多くの場合、ウィルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染していますが、
SFTSウィルスに感染した犬や猫から人がSFTSを発症した事例も報告されています。


基本的に通年での予防をお勧めしておりますが
これからの時期は特に注意が必要です

当院でもチュアブルタイプやスポットタイプなどのお薬をご用意しておりますのでお気軽にご相談ください







2021年4月1日より水曜日は手術及び検査のため
休診とさせていただきます。
それに伴い、送迎サービスは火曜日、木曜日、土曜日(午前中)に変更となります。
ご不便お掛け致しますが何卒宜しくお願い致します。