こんにちは
ここ最近朝夕の冷え込みが厳しくなってきましたね

手洗いうがいをしっかりして
感染症予防していきましょうね

さて、ペットも高齢化社会になってきている現在です。
前回に引き続き高齢ペット関連でお話ししていこうとおもいます

今回はご飯のお話

歳をとってきてご相談が1番多いのは
「食欲が落ちてきた」
だと思います

考えられる原因としては





などなど、、、
さまざまな原因が考えられます。


歳をとることで嗜好が変わった
歳をとったペットは気分や体調で、食べたいものが日替わりで変わることがあります

何種類かフードを用意して
その日の気分に合わせてあげてみましょう

なかなか好みに合ったフードを見つけるのが
大変だと思います

スタッフにご相談いただければ
フードのサンプル等お渡しできますよ

運動量や代謝が落ちてお腹がすかなくなった
可能な限りお散歩を続けて
お家の中での運動も、おもちゃを使うなどして
筋力を維持するようにしましょう

筋肉量が落ちると、運動も億劫になり、よりお腹がすかなくなる、、、
という負のループになりかねません

また、代謝が落ちるとうまく栄養が吸収されにくくなるので
高消化性のお腹に優しいフードにするのもいいでしょう

身体の痛み(関節痛など)で食事の体制が取りにくくなった
歳をとると足腰の関節痛で
立位を維持し続けて食べる姿勢を取ることが辛くなることがあります

フローリング床だと立位を保てても
筋力の低下により後ろ足が滑っていってしまうので
滑り止めマットを敷いたり
滑り止め付きの靴下を履かせてみてはいかがでしょう

また、座りながら食べれるようにフード皿を少し高い位置にするのも良いですね

視力や嗅覚の衰えでご飯が見つけられなくなった
視力が落ちたなと感じたら
ご飯の時間にフード皿の前に連れて行ってあげましょう

匂いを感じにくくなると食欲が落ちるので
ドライフードを少しフライパンで炒ったり
レンジで温めたりすると香りがよく立ちます

ちゅーるやふりかけ、缶詰などを
トッピングとして混ぜるのもいいでしょう

ドライフードが食べにくく、ポロポロ落とすようになったら
ふやかしてみるのも一つの手ですね

ふやかしたフードも
一口サイズに丸めてみたり
山型にしててっぺんから食べれるようにしたり
形状を変えてみるのもいいですね

病気が原因で食欲そのものが落ちた
食欲低下に繋がる病気はたくさんあります
飲水量が増えたり、尿量が増えた
嘔吐や下痢が続く
など気になる点が少しでもあれば
一度健診してみましょう
食欲低下に繋がる病気はたくさんあります

飲水量が増えたり、尿量が増えた
嘔吐や下痢が続く
など気になる点が少しでもあれば
一度健診してみましょう

明確な症状がなく
症状が出たときにはだいぶ病気が進行していた

なんてことも高齢ペットには多いので
定期的な血液検査も有効かと思います

病気を早期発見できれば、治療法の幅が広がったり
健康寿命が長くなったりします

寝たきりの子には
寝たきりでも自分で顔を上げて食べられるようなら
食べやすいように上記のような工夫をしましょう

顔を上げられない子は
誤嚥しないように上半身を抱えながら給餌してあげてください

クッションや毛布を丸めたりして姿勢の維持をしてもいいでしょう

スープ状のフードは誤嚥しやすいので気をつけてくださいね

その子に合ったやり方を見つけるのは
根気がいると思います

せっかく用意したのに
いらないっ!ってそっぽ向かれると悲しいですよね

スタッフ一同
少しでも多くのアドバイスをさせていただけたらと思っています

一緒に高齢ペットと楽しく過ごしていきましょう
