こんにちは
毎日身体に応える暑い日は続いておりますが
夏バテ、熱中症を気をつけ残暑を乗り越えていきましょう
先日、テレビを見ていたところ 麻薬探知犬 について特集されていました。
あまり身近でかかわることがなく詳しく調べてみたのでお話していきたいとおもいます
麻薬探知犬とは増大する麻薬類の密輸入を防ぐために導入されたものです
税関では昭和54年6月に米国税関の協力を得て、麻薬探知犬2頭を導入したのが
始まりで今では役130頭の麻薬探知犬が配備されているそうです。
それから8年後の昭和62年10月に東京関税に麻薬探知犬訓練センターを開設しました
全国の税関で入国旅客の携帯品、外国郵便物等の輸入検査等に活用されており
大量の覚醒剤、大麻等の不正薬物の摘発の貢献しています
活動場所
入国検査場
ソーティング場
保税地域
税関検査場
国際郵便局
訓練
一人前の麻薬探知犬になるためには約4ヶ月の厳しい訓練を受け
試験に合格する必要があります
以下のような3つの訓練があります
基本訓練(持来/ダミーを見つけて持ってくる)
応用訓練(壁面捜査/壁の隙間に隠された麻薬を探す)
熟達訓練(貨物捜査/輸入貨物を対象に実地訓練)
麻薬の知らされ方
大きく分けて2つの方法があります
到着ターミナルに着いた旅行客が身につけている麻薬を探知し
その場に座って知らせるパッシブドッグ
貨物や郵便物の中に麻薬を探知して
それを引っ掻いてハンドラーに知らせるアグレッシブドッグ です
知的で忠誠心が強いジャーマンシェパードの他
人懐っこいラブラドールレトリバーの2品種が
麻薬探知犬として活躍しています
性格的には動くものに興味を示す事、集中力があり物に対する執着心・独占欲が強いこと
どんな場所でも臆せず人見知りをしないことなどがあげられます
シェパード・ラブラドールの他にもビーグルも麻薬探知犬として
活躍していることもあるそうです
麻薬中毒にはらないのか疑問におもいますが、
匂いは覚えますが中毒にはならないそうです。
また、1歳〜8歳が現役として活躍出来る年齢で
引退後はボランティアの方にペットとしてもらわれていくか訓練所の引退犬用施設で
余生を送るそうです
ぜひみなさんもコロナが落ち着き海外に行くことがあれば
税関でこういったお仕事をしているわんちゃん達がいないかみてみてくださいね