☆謙虚♪登山家、小西浩文さんから学ぶ☆

『小西浩文さんから学ぶ♪』

☆顔で見抜く（1/2)

昨日に引き続き、小西浩文さんのお話をシェアさせていただきます♪

登山には莫大なお金がかかるため、自力で大金を稼ぐか、スポンサーが必要だそうです☆

１度登山をするのに、酸素ボンベなしのチームも１５００万円はかかるそうです☆

エベレストはさらに別格で、最低でも２５００万円かかります（@_@）

小西さんが酸素ボンベを付けない理由は、金銭的なことだけではなく、
環境にも配慮してのことです・・・:☆∴:、*.

普通、ボンベのあるチームは３０名ぐらいで登ります。
３０名でチームを組み、あと少しというところで主役の１人を登頂させるのです☆

その間、空になったボンベは山にそのまま捨てられます。
大量のボンベが今も山に散乱しているそうです。

ボンベのゴミを出さない、小西さんのチームは少人数です。

また、日本から登山家のチームを作っていくわけではなく、
現地の登山スタッフと登ります♪

登山にはチームワークというのが非常に重要です。

断崖絶壁を登るのも、２人か３人でペアになります。

みなで命綱を付け、誰かが落ちても誰かが助けるという
ことを何度も繰り返します（>_<）

しかし当然、１人が落ちて、みなもつられて落ちて亡くなる。
というケースも山ほどあります。

現地で会ったばかりの、スタッフと命を共にするのですから、
人選は非常に大切です。

その現地スタッフを選ぶ判断基準は何ですか？
と聞くと、小西さんは、

「顔と声です」と答えました。

「一目みて、選ばなければならないから、必ず自然と人相見になるんだ」
とおっしゃっていました☆☆

一目で実力と誠実さを見抜く。

こいつとだったら死んでも良い。
という人を瞬時に見抜く。

「その人の顔が好きかどうか」で決めるそうです。

顔と声にはその人のすべてが現れる。

死を覚悟すると、超人的な能力が芽生える。

もともとすべての人間にも備わっていました。

動物は今も危険予知能力に長けていて、地震や津波の前にはなぜか
すべて避難していたりします。

登山にも雪崩の危険予知のためと、最終的には食料にするため、
ヤギを連れていくそうですが、６０００m付近で、いよいよ明日、
喉を切り裂いて食べよう、という前日から、ヤギはガタガタ震えだすそうです（@_@）

超能力的な感覚は誰もが持っていた。
そう教えてくれました・・・:☆∴:、*.

☆ごう慢（2/2)

登山で一番危険なのはごう慢になることだそうです。

世界の登山家でも、若くして何度も登頂に成功し、注目されていると、
ごう慢になってしまう方がいるそうです。

すると、誰のアドバイスも耳に届かなくなってしまいます。
そうなるととても危険だそうです。

小西さんは人の「死相」まで読めてしまう、と言います。

「信じなくてもいいけど、山に向かう登山用の飛行機で、
落ちる飛行機は、乗る人みんな死相が出ているので、乗らないんだよ」
とおっしゃっていました（@_@）

若い登山家がアタック前にあいさつに来て、
その顔と声でここまま行かせると危険だと分かってしまうようです。

しかし、若い登山家はスポンサーの手前もあり、そんなことで登らないわけには
いかないし、登る自信もある。

何を言っても、いくらうなずいていても、心までには届かない。聞き入れない。
何度も止めたのに、帰らぬ若い登山家は沢山いたそうです。

登山は、「征服」ではなく、「神の領域に登らせていただく」という感覚だそうです。

また、登山でもっとも事故が多いのはどのあたりでしょうか。
実は、帰り道の平坦なみちのりなのだそうです。

登頂に成功し、下山している最中に、氷の穴に転落してしまうことが一番多いのだそうです。
断崖絶壁では神経を限りなく集中させているので、あまり事故は起きにくい。

山を降りきったところがゴールと定めるのは精神的にかなり強い意志がないと
ダメなのだそうです。

どうしても登頂の嬉しさに、そこがゴールだと思ってしまう。

ビジネスでも成功したあとが問題。得た利益をどのように使うかが本当の成功だと
おっしゃっていました。

死と隣り合わせの小西さんから、いろんなことを学びました。

ボクたちはとても豊かで安全な日本に住んでいるので、
普段「死」をあまり意識しませんし、永久に生きる錯覚に陥って
しまいがちですが、私たちは１００年以内には全員？？あちらの世界にいるでしょう☆

１００年カレンダーというものがあるのだそうです☆

自分の命日が必ずこの中にあるんだ、となかなかショックですが（笑）

そう思えば、１日１日に意識を向けられるかもしれませんね☆

本日もお読みくださいまして本当にありがとうございます・・・:☆∴:、*.

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