日本の伝統色を、(強引に)クリスマスに合わせてサンタの衣装である白、赤と紹介しました。
日本の伝統色~白編~
日本の伝統色~赤編~
今日は、(またまた強引に)そのサンタがやってくる空の色でもある、青の紹介です!
空の色と言いましたが、青は空・水・鉱石にちなんだ名称が多いです。
いつも通り、通常の青から

青は英語でブルーと言います。
が、しかし!
青色とブルーは違う色なんです。
ブルーと定義されている色はこちらです。
こちらの群青色(ぐんじょういろ)が近いんじゃないでしょうか。
日本の青よりも、ブルーは紫色を含んだ色になります。
群青色は、藍銅鉱(らんどうこう)と呼ばれる石を原料とした顔料の色です。
この藍銅鉱が、別名岩群青(いわぐんじょう)と呼ばれるため名付けられました。
藍銅鉱はアズライトという名前でパワーストーンにもなっており、直観力を高める効果があるので重要な判断をする場面や、受験勉強・試験にオススメな石です。
その色であるこの群青色のアイテムを身に付けるとパワーを貰えるかも?
続いては、先ほど例に挙げた

空色(そらいろ)です。
これはもうその名の通り空の色ですね。
海外でもスカイブルーと呼ばれていて、空の青さは万国共通だと教えてくれます。
空と言っても、天候や時間によって色が変わりますが、この場合の空色というのは「よく晴れた昼間の空の色」を指します。
ちなみにスカイブルーはもっと定義が細かく、「夏の晴天の午前10時から午後3時までの間、水蒸気やホコリの影響が少ない大気の状態におけるニューヨークから50マイル以内の上空を、厚紙に1インチ四方の穴を開けてそれを目から約30センチ離してかざし、その穴を通して観察した色」となっています。
ややこしい…。
ただ、こんな細かい定義になっているスカイブルーも、広く定義されている空色も同じ色で扱われているので、空の色には変わりはありませんね。
空の次は地上に戻りまして

こちらが水色(みずいろ)です。
水というのはほぼ無色透明です。
ですが、本来水そのものが僅かに青緑色を含んでいること。
水面に空の色が反射して青っぽく見えること。
水の微粒子によって光が散乱して青く見えること。
これらが影響しあって水色になるんです。
また、色鉛筆などでは空色の方が水色としているものが多いんです。
これはさきほど書いたように、空色の定義が広すぎる事が原因であると言われています。
だからといって、似てるとはいえ色は変えずに名称だけ変えるってのはどうなんでしょう…。
次は縁起をかつぎたい人にオススメの色をご紹介!

こちらは褐色(かちいろ)と言います。
褐の部分は、「搗」という漢字で書く場合もあります。
現代では褐色と書いて「かっしょく」と読みますが、こちらはこげ茶色を指します。
それと混同しないように、「搗色」または「勝色」と書きます。
ゴツゴツとした麻布に藍色の染料をよく染み込ませるため、板に広げながら叩く作業のことを「搗つ(かつ)」と呼び、この染め方を「搗染め(かちぞめ)」といいます。
そこからこの搗色という名前が生まれました。
また、勝色というのは鎌倉時代に搗つを「勝つ」ともじり、武士の間で縁起物として愛好されるようになったため生まれた字です。
さらには日露戦争時の軍服の色が紺色で、この勝色に似ていたため「軍勝色」と呼ばれていました。
みなさんも何か勝負事などで勝ちたい時、この色のアイテムを身に付けてはいかがでしょうか?
最後は、もう一つ鉱石=パワーストーンの色を紹介します。

こちらは瑠璃色(るりいろ)と言います。
瑠璃というのは宝石の一種の和名で、ラピスラズリとも呼ばれています。
瑠璃は石言葉が「尊厳・崇高」となっており、パワーストーンとして有名です。
瑠璃を身に付けると、判断力・創造力を高めると言われており、デザイナーやクリエイターにはもってこいの石なんです!
また、この石は「試練を与え、それを乗り越えることで魂を磨き幸運を与えてくれる石」と言われています。
目先の幸運ではなく、自分自身を正しい方向へ前進させてくれる、お守り代わりになる石なんですね。
このように、空・水・鉱石(宝石)の色が多い青ですが、共通しているのは
気分を落ち着かせてくれる色
ということです。
色彩心理学でも青は感情をコントロールして安定した状態に近づける色とされています。
ただし、落ち着きすぎると停滞などのマイナス面が出てしまいます。
そういう時は、昨日書いた赤などの活力を与えてくれる色を加えることで前進を表現することができます。
赤と青は組み合わせると調和が難しい色でもあります。
ですがうまく組み合わせることで非日常性を感じる特別なオーラを放った色彩を出すことができるんです。
例として挙げると
日本代表ユニフォーム
ペプシのロゴ
マリオ
スパイダーマン
アメリカ国旗
これらは赤と青を組み合わせることで個性が出ています。
青単体で落ち着きのあるデザインを見せるか
赤に限らず、他の色を加えることで個性を出すか
どちらも正解で、答えはありません。
だからこそデザインは難しいし、奥深いし、楽しいんです。
考えることの楽しさがデザインにはあります!
それではまた次回!

