命の尊さ そして祈り① | るりのつき

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日々感じたこと、趣味などの他、大好きな硝子作品や、とんぼ玉について書かせていただきたいと思います。

最初、我が家の愛犬であるパピヨンの11歳の女の子の異変に気がついたのは、今年の8月6日の事でした。

食欲がなくなり、かかりつけの病院に行きました。

その日は、血液検査をしたら、ALTが1597U╱L。基準値は10ー125です。そして、ALPが2000U╱L。基準値は、23ー212です。CRPは、2mg╱dL。基準値は、0.0ー1.0です。

ALTというのは、肝臓に多く含まれている酵素です。

主に肝臓のダメージの指標として用いられます。

CRPは、全身の炎症がある場合に上昇する蛋白質の一種で犬では、感度の高いマーカーです。炎症状態の改善または悪化によって変化します。

ALPは、主に胆道系疾患(胆汁うっ帯、胆管肝炎)で上昇する肝酵素です。骨の成長期、腫瘍などの影響により上昇する場合もあります。

犬では、ステロイドの影響で上昇します。

この日は他に簡易的な超音波検査もしました。

翌日再検査で改めて本格的な超音波検査と尿検査をする事になりました。

翌日の超音波検査では、肝臓の微小な腫れがわかり、胆嚢は結石かポリープがあるとの診断でした。その結石かポリープは一つと言われたのですが、後日この胆嚢の超音波検査がこの日から始まる長い闘病生活の始まりになりました。

すべては、この胆嚢の超音波検査の診断による誤診が愛犬を危険な状態まで苦しませる原因となったのです。

診断は肝臓病と言う事でした。

高い血液検査のいくつかの項目の結果から翌日から8日間の点滴治療で入院する必要があるという事になりました。

少しでも、同じように愛犬の病気に心を痛めている方、そして、苦しんでいるワンちゃんの為に、わたしの愛犬の病気の事が少しでも参考になればと思い私の愛犬の闘病の(病気は完治していませんが)事を書き綴っていきたいと思います。同じように大変な想いをされている方の一助となれば幸いです。