皆さまこんにちは。
「サヨナラ特集」の整理に時間を取られ、記事がなかなか進まず、です💧
先日の配信は、ご覧になった方が多いので今更書くまでもないのですが、
スカイステージでカットされていた部分もあり、配信を観られなかった私のヅカ友さんにも向けて書かせて頂くことにしました。
カーテンコール
ショーの最後、
「フォーエバー!タカラヅカ」を歌って幕が降り、拍手が鳴りやまず。
芹香斗亜さん
「この劇場一杯に広がる皆さまの気持ちに、胸が一杯になりました。東京公演も頑張ります」
3回目でスタンディングオベーション、歓声が上がり、掛け声。
長い長いお辞儀、涙。
「この公演に関わって下さる全ての皆さまに感謝申し上げます」
Xで見かけた投稿。
「両手に桜のトップスター」と。
桜木みなとさん🌸春乃さくらさん🌸
素敵な表現にほっこりしました✨
4回目
「東京も、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております」
最後、スクリーンに映像が写り歓声。
思わず『ジャガービート』を思い出して、齋藤吉正先生らしい締め方だなと思いました。
タカラジェンヌというワード
最近、スカイステージで1980年頃の作品が放送されるので観ていると、
クオリティが現在とは格段に違っていると感じます。
長い年月をかけて、大衆演劇だった宝塚が今や世界の宝塚となり、
所属する組子さん達の、
ビジュアル、歌唱力、ダンス力、演技力の全ての点で、
比較にならないほど洗練されています。
私もが幼馴染から初めて「宝塚ビジュアル」を見せてもらったときの衝撃は、この記事の通り(何度も貼っています)。
始まりの始まり『ベルサイユのばら』 | 夜空に咲く花 (ameblo.jp)
最近のタカラジェンヌさん達のクオリティを見るにつけ、
もっともっと、と、客が多くを求め過ぎているのかもしれない、と思うこと度々。
求めるクオリティにそぐわなければ、批判、SNSで拡散…。
世間の目に晒されることも以前より多すぎるほど。
「清く正しく美しく」と世間から見られるタカラジェンヌさん達。
清廉潔白で、非の打ち所がなく、完璧な人物でなければならないという見られ方をすることが多いと思います。
でも❗
そんな人がいたらお目にかかりたいです。人間なので、喜怒哀楽すべてを持ち合わせていて、欠点の無い人などいないはず。
それでも「タカラジェンヌ」「宝塚」というワードに、世間がそれを求めてしまう、
長い年月をかけてそんなイメージが作られ固まってしまったのだろうと感じます。
先日放送されていた
「Sai−すべては運任せ−」でのありちゃんの話に、私はほっこりしました。
「ついマンガを(スマホで)買ってしまう」と話す姿に「飾らない人〜😆!」と、あの素直さがたまらない😊
それが彼女の素敵な所、“ありのまま”。
内部のことは知りませんが、宝塚の、
訓練、鍛錬の場が、
「ありのままを出せて、ありのままを受け入れられる」場であるよう願います。
これからの宙組
私の初観劇は、これも何回も貼っていますが、
始まりは宙組『El Japón』『アクアヴィーテ!!』 | 夜空に咲く花 (ameblo.jp)
この宙組の公演でした。
あの時の私は、眼前で繰り広げられる、それまで見たことのない、
華やかで煌びやかな世界に圧倒され、
一気に宝塚に魅力されました。
その後、宙組の本公演は欠かさず観劇することが叶い、皆さんの芸が公演の度に研ぎ澄まされていく様子をワクワクしながら観ていました。
でも、その裏側で、これはどの組にも言えることかもしれませんが、
とても厳しいお稽古が繰り広げられていたのだと思うと…
…でも、「思うと」などと言っても、結局は客には何の力も無いので、
できることは、客席から舞台に向けて精一杯の拍手を送ることだけ。
宙組は実力のある人が本当に多い組だと改めて感じます。
その中で更に磨き合うのですから、これは本当に大変なことだと思います。
どの組も大変だという前提で。
哀しいこと、辛いことを経験した宙組。
そこから再起して舞台に立った、実力ある頼もしい人達が揃っている宙組。
経験は汚点ではなく未来への財産。
有愛きいさんは、他の何にも代えられないその大きな財産を遺してくれたのだと思いたいです。
そんな宙組。
これからまた一味違った、素敵な組になるのではないかと期待しています。
東京公演が楽しみです🪐