ビジネス文書検定1級に合格した方法
※全国商業高等学校協会主催のビジネス文書実務検定ではありません
ビジネス文書検定1級に合格した方法を書いていきます。
勉強時間:全く知識がない状態からの時間です
約150時間(4ヶ月)
テキスト:ある程度知識がある人は3級は必要ないかもしれません。過去問はできれば前の回のものも用意しておくと良いです。




勉強方法:ざっくりとした勉強方法です
テキストを読んで例題をやる×級ごとに1周
↓
過去問×級ごとに3周
↓
間違えたところはテキストで確認
暗記すること:確実に暗記すべきことをまとめました
①漢字で書くか、ひらがなで書くか
・いたす、致す
いたす→するの改まった言い方 お願いいたします
致す→影響を及ぼす、ある結果を引き起こす、もたらす 致し方ない
・こと、事
こと→軽い意味の語として表すときや抽象的な内容を表すとき することになった
事→具体的な事柄を表すとき 事ここに至る
・ところ、所
ところ→軽い意味の語として書き表すときや抽象的ないみでところを表すとき 現在のところ
所→具体的な場所、土地等を書き表すとき 建てる所
・とき、時
とき→軽い意味の語として書き表すときや「〜する場合」と言い換えられるとき そのとき
時→時期、時刻、時点などの意味を表すとき 時は金なり
・ください、下さい
ください→〜てくださいとなるとき ご注意ください
下さい→実際に物をもらうとき、もらったとき お手紙を下さる
・いただく、頂く
いただく→〜していただくとなる場合 ご出席いただく
頂く→ちょうだいする、頂上などの意味を表すとき お手紙を頂く
・確か、たしか
確か→明確 確かな証拠
たしか→不明確な意味が強い 確か去年だった
・度、たび
度→度数、回数 度重なる
たび→とき、おり このたびは
・有り難い、ありがたい
有り難い→有りにくい 有り難い才能
ありがたい→感謝 来てくれてありがとう
・ともに、共に
ともに→軽い敬語として、〜とともにと言葉が続くとき ぜひとも
共に→一緒 夫婦共に働く
・わけ、訳
わけ→軽い意味の語 そういうわけにはいかない
訳→意味、理由、道理 どういう訳だ
・ほど、程
ほど→〜ぐらい、〜につれてますます 3日間ほど
程→物事の程度や度合い、時間的距離的の程度 冗談にも程がある
・物、もの
物→具体的な物や慣用の言葉として定着している場合 忘れ物
もの→抽象的なものや感嘆、希望、回想 何が怖いものか
②横書きされる理由
・国際的である
・英語などが書きやすい
・数字が全て算用数字で書ける
③漢数字を用いる場合
・地名、人名、会社名、建造物名、書名 九州
・漠然とした数(概数)を表す 数十人
・慣用的な語 一応
・ひと、ふた、みなどと読むとき 一つ
④読点を打つ場所
・主題の後の語 当社は、
・文の最初の接続の言葉の後 しかし、
・条件や仮定などを表す語句の後 〜なら、〜ため、
・時や場所なとの後 本日、
・対等に並んだ語句が長いとき、その間に打つ 〜部門と、〜部門がある
・語句を並べたとき 〜部、〜部、〜部
・意味を正しく伝えるために 課長は熱心に、 課長は、熱心に
・その他 もちろん、もしも、なぜ、
⑤お、ごを付けるとき
・尊敬の意を表すとき
・相手の物事、行為を表すとき
・自分の物事であるが、相手に対することのとき
⑥手紙のしきたり
・正規の便箋を使う
社名入りの便箋。白色の用紙に罫線があるもの
・発信者名と受信者名の関係
相手が部長ならこちらも部長
・字配りと体裁
相手の指名が行末に来たり、2行に渡ることは避ける
・お、ごだけが行末にこないようにする
書くことが少ないなら1行おきに書いて全体の体裁を整える
⑦秘密文書の扱い方
・厳重に保管
・鍵のかかるキャビネットに保管
・耐火性のある金庫に保管
・封筒に入れて持ち運ぶ
・机の上に広げたままにしない
・廃棄するときは文書裁断機で処理
・他の一般文書とは別に保管
⑧季節の挨拶
1月 初春 大寒 新春 厳冬 (寒冷) あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします
2月 晩冬 余寒 立春 雪解 梅花 寒さ厳しゅうございますが
3月 早春 春暖 春分 春色 桜前線 日増しに暖かになりましたが
4月 晩春 陽春 桜花 麗春 春日 良い季節になりましたが
5月 新緑 青葉 立夏 残春 (初夏) 青葉薫る頃となりましたが
6月 初夏 向暑 入梅 梅雨 うっとうしい季節になりましたが
7月 盛夏 猛暑 梅雨明け 酷暑 急に暑さが加わってまいりましたが
8月 残暑 納涼 暮夏 晩夏
9月 初秋 新秋 秋分 残暑が厳しゅうございますが
10月 秋色 秋冷 秋晴 清涼 仲秋 (秋冷) 紅葉 しのぎよい季節になりましたが
11月 晩秋 向寒 霜降 (紅葉) 晩秋 初冬 氷雨 寒さが日ごとに加わってまいりましたが
12月 初冬 寒冷 歳晩 師走 霜寒 暮も押し詰まって参りましたが
⑨賀寿
60歳 還暦 干支が一巡して生まれた干支に戻ることから
70歳 古希 杜甫の「人生七十古来希なり」の句から
77歳 喜寿 「喜」の崩し字「七七七」が七十七と読めることから
80歳 傘寿 「傘」の略字が八十と読めることから
88歳 米寿 米を分解すると八十八と読めることから
90歳 卒寿 卒の略字が九十と読めることから
99歳 白寿 百から一を取ると白になることから
⑩季節の挨拶状
年賀状 1月1日(元日)~1月7日(松の内)
寒中見舞い 1月8日(松の内を過ぎて)~2月4日(立春頃)
余寒見舞い 2月4日(立春頃)~寒さの続く頃
暑中見舞い 梅雨明け~8月7日(立秋頃)
残暑見舞い 8月8日(立秋頃)~8月末頃
喪中欠礼 11月下旬~12月
⑪グラフ
・必ず表題を書くこと
・単位や時間を忘れないこと
・長くなる場合は中段記号(〜)を用いること
・基点には0を書くこと
・その他は右端にすること
線グラフ(折れ線)
連続的な流れ(推移) 推移、変化
棒グラフ
数量の大小を比較する 売上高、比較
帯グラフ
内訳の割合(%) 構成比、割合
円グラフ
内訳の比率
⑫忌み言葉
不吉なことや不愉快なことを連想させるので、場合によって使用を避ける語
結婚祝い
終わる、返す、帰す、重ねる、切る、嫌う、断る、去る、離れる、冷える、再び、また、戻る、破れる、別れる
新築、開店
失う、傾く、枯れる、壊れる、つぶれる、閉じる、流れる、燃える、焼く
⑬社長就任、会社合併などの挨拶状
・縦書きにする
・句読点をつけないことがある
・白の洋封筒を使う
・常用漢字表にない漢字を使うこともある
・角の丸いはがき大のカードに印刷する
・白の洋封筒に宛名を書く時は毛筆で
・前任者と後任者が共同で挨拶する→カード紙を使い二つ折りにして、右に前任者、左に後任者
・言葉遣いが少し違う
なりました→相成りました
心から→切に
たくさんの→一方ならぬ
⑭機密文書
・コピーは外来者の目に触れない場所でやる
・コピーは必要枚数だけ
・ミスコピーはシュレッダーにかける
・手渡しをするときは文書受け渡し簿に受け取り印をもらう
・配った人の名前を控えておく
・郵送するときは封筒を二重にし、表に進展と書き、書留などで送る
・鍵のかかる保管庫などにしまう
・一般文書とは別に保管する
・机上に置いたまま席を外さない
⑮郵便の種類
レターパック…全国一律の送料で荷物を送れたり、追跡できたりする便利なサービス
購入した専用の封筒(A4ファイルサイズ)を使って、4kgまでの荷物を全国一律料金で送れる
追跡サービス⭕
補償サービス❌
発送は郵便局の窓口、もしくは郵便ポストへの投函
現金や貴金属などの貴重品、ガラスや陶磁器などの割れ物、精密機械などは送れない
土日祝日も配達される
縦34cm×横24.8cmのA4ファイルサイズ
レターパックプラス…厚さ制限なし、重さ4kg、コミックの単行本だと8冊程度、A4コピー用紙500枚、520円、対面での受け渡しで受領印かサインをもらう、専用封筒は赤色
レターパックライト…厚さ3cmまで、重さ4kg、書籍やコミックの単行本なら2冊ぐらい、CDは2~3枚ぐらい、Tシャツ、Yシャツなど薄手の衣服、書類、アクセサリー、370円、自宅郵便受けへ投函、配達がプラスより時間がかかる、専用封筒は青色
第一種郵便 封書(サイズ、重さによって「定形郵便物」と「定形外郵便物」に分けられ、料金が違う)
第二種郵便 はがき
第三種郵便 郵便局から認可を受け、新聞、雑誌などの定期刊行物を割引料金で送ることができる郵便
ゆうパック
投函❌ 一般小包は大きさ、地域によって料金が変わる
追跡⭕
以前は小包郵便物
一定の大きさ重量なら段ボールなどに入れた荷物でも送ることができる
料金は荷物のサイズ、重量、地域(距離)で決まる
配達状況をインターネットで調べることができる
破損や紛失の場合、損害賠償⭕をしてくれる
信書(個人的な手紙)の同封、手書きの手紙❌
郵便局やコンビニに持ち込むと割引になる
縦・横・高さの合計で60サイズから170サイズまでの7段階
25kg以下
ゆうメール
投函⭕ 冊子状の印刷物、工学的、電磁的記録媒体の送付に利用できる
補償サービス❌
手続き不要
差し出しの際、封筒の一部開封、無色透明の部分を設ける、または内容見本の郵便局への提示、いずれかの方法で内容品が確認できるようにする必要がある
見やすいところにゆうメールと書く
配達状況追跡❌
信書、手書きの手紙の同封❌
1キロまで
長さ34cm以下/幅25cm以下/厚さ3cm以下
重さで値段が変わる
速達 上辺に太い朱線か速達のゴム印
郵便物の重さによって金額が異なる
郵便料金の他に速達料金が必要
ゆうメールも速達にできる
はがきや封書の上辺に太い朱線を引く
投函⭕
書留…確実な配達のため、郵便局が引き受けから配達までを記録しておき、事故の場合は一定の範囲内で賠償してくれる
一般書留…高額(5万円を超える)の金券や品物などを郵送
重要な文書、手形、小切手
簡易書留…重要書類等や、少額の金券や品物などを郵送
原稿、資料 確実に送る 割安
現金書留…現金を郵送
指定の現金書留封筒で現金 割印を押す
料金別納
同一料金10通以上 あらかじめ印刷で切手貼らなくていい 料金ごとに分ける
料金受取人払
10.15.21円 事前に配達郵便局の承認
B5 折らない 角3 書籍雑誌
B5 折る 長4 文書
B4 折らない 角1 資料原稿
A4 折らない 角2 資料カタログ
A4 折る 長3 文書
角丸カード 洋3 招待挨拶状
⑯紙
紙の大きさ
用紙の大きさの規格にはA判とB判がある
大きさは、ABのあとに続く番号によって決まる
AよりBが大きい 1.5倍
番号が1増えると面積が1/2になる
反対に一つ減ると大きさは2倍になる
ビジネスの場でよく使われるのは、A4、A3、B5、B4
最近ではA判の用紙を使うのが一般的
洋紙の上質紙→印刷用紙
雑誌、新聞紙→中質紙
⑰校正
誤字脱字などを正す作業→校正
第一段階→初校
もう一度見る必要がある→再校(要再校)
後は、印刷所で責任を持って、赤字の箇所を直せ→責了
全く誤字脱字がない→校了
⑱印鑑
印影→紙などに印を押したときの跡(形)のこと
印鑑→登録した印影
印章→はんこそのもの
代表者印→〇〇株式会社代表取締役之印、会社設立時に登記所に登録しなければならない重要な公印(実印)
組織印→社印、部印、課印などの組織単位の公印
社印→〇〇株式会社之印(認め印)登記所への登録はいらない
職印→部長印、課長印などのこと
専用印→特定の用途に使う公印で、請求書用、領収書用、身分証明書用など、会社によって各種のものがある
・消印
収入印紙を貼ったとき、その収入印紙のへりにかけて押す印
収入印紙の再使用防止
・捨て印
必要箇所以外に、訂正などの場合を考え、あらかじめ欄外などに押す印
文書上で後から生じた小さな間違いや不足部分を訂正・追加するため
・契印
2枚以上続いている書類に、それが一続きのものである証拠として押す印
ページの連続性を示して文書の差し替えや抜き取りを防ぐ
・実印
区役所などに登録をしてある印鑑で、本人が直接、関わっていることを証明するために押す印
大事な契約や手続きの正式性を担保するための本人確認
・割り印
辞令などを発行するとき、その辞令が正しく発行されたことの証拠に、辞令と発行原簿の両方にかけて押す印
複数の文書が同じ内容である、または関連しているものであることを証明し、文書の改ざんやコピーを防ぐ
⑲用語
辞令…配転命令、昇進昇格などの人事異動や給与決定などの情報を明確に示す文書 代表取締役や社長
令状…警察・検察官といった捜査機関からの請求によって、裁判官が捜査の方法や範囲を定めて認める許可状を指す用語 裁判官
委任状…代理人によるお手続きが本人の意思にもとづくものであることを証明するための書類 本人(頼む人)
委嘱状…特定の仕事を外部の人間に依頼する際に、委嘱する内容などを記載した書類のこと 委嘱する側が発行
契約書…仕事をする上で、取引条件などの合意の内容を書面として記載したもの 取引当事者
貴台、高台、尊台…貴殿より敬意は高い
貴殿…同輩以上に用いる尊敬語
貴下…同輩以下に用いる尊敬語
貴信…相手の手紙の尊敬語
落掌…受け取るの謙譲語
星取…上司
押しも押されもせぬ…確かな実力を備えていること
的を射る…的確に要点をとらえる
汚名返上…新たな成果をあげ、悪い評判を取り除くこと
最善…執る行為につき可能性のある中で最もよいこと
一方ならぬ…物事の程度が並みでない、普通でない様子
ふりかえれば…顧みれば
飛び抜けて優秀…群を抜く存在
望むところではない…不本意
諮る…ある問題について意見を聞く
図る…心をその事に向けて処置などを考える
計る…計算、時間をはかる
測る…物さしなどで、長さ、深さ、距離をはかる
量る…はかりなどで、重量、体積、容積をはかる
謀る…良くない事をたくらむ
戻入…元に戻し入れること。 特に、一度支出された歳出が、過払いなどの理由によって元の歳出予算に戻されること。 もどしいれ。
動議…議題を提起すること。 会議に意見を提出すること
定足数…会議で議事を進め議決するのに必要な最小限の人数
寒心…きもをひやすこと。おそれてぞっとすること。
傾注…傾けてそそぐこと。特に、ある事に心を集中すること。
⑳拝の付く言葉遣い
拝謁…君主など高貴の人にお目にかかること
拝具…手紙の終わりに書く語
拝謝…心から感謝すること
拝借…借りること
拝礼…頭をさげ、拝むこと
拝俑…謹んで読むこと
拝呈…物や手紙をさしあげること
拝命…仰せを承ること。官職に任ぜられること
拝領…貴人から物をいただくこと
拝官…官に任ぜられること
拝賀…目上の人に(新年などの)祝い事の喜びを申し上げること
拝跪…ひざまずいておがむこと
拝辞…辞退すること、または暇乞(いとまごい)すること
拝芝…面会すること
拝診…診察すること
拝進…進み出ること
拝塵…権力者におもねること
拝趨…こちらから先方へ出かけて行くこと
拝送…見送ること
拝贈…物を贈ること
拝戴…物をいただくこと
拝納…差し出すこと
拝被…相手を敬って、その書状などをひらくこと
拝覧…見ること
㉑脇付、外脇付など
封書の外脇付け
重要書類が入っている 重要
急いで処理してほしい 至急
受取人に直接開封してほしい 親展
担当が同じなら他の人が開封してもいい 公用
返信を求める場合に使用 拝答
〜が入っている 〇〇在中
脇付けは、手書きの縦書きの封筒に使用するのが一般的です。
脇付けの場合は、宛名の左下(「様」の左)に書き、外脇付けの場合はさらに左下(「様」よりも下)に赤字で書きましょう。
機密文書
会社の存続に影響 極秘
特定の部員のみ 部外秘
社員のみ 社外秘
どういう内容の文書を出したのかを証明してくれるもの。時効中断の催促書などを送るときに使われる
差し出した時刻の証明 引受時刻表明
配達した事実の証明 配達証明 指定した金額を名宛人から受け取り、差出人に送る 代金引換
脇付け 手紙の宛先に添えて敬意や注意を表すために使用する言葉のこと
脇付けの多くは、本来の受取人に直接送付することを避け、侍史や机などに手紙を送ることで強い謙譲の意を表現しています
侍史(じし)とは、貴人に仕え、書状の管理等を専門に取り扱う役職者のことです。
直接書状を届けることが恐れ多い目上の方に対し、「お付きの方を通じてお伝えください」という意味を込めて使われる脇付けです。
本来の用法は「侍史」なのですが、丁寧さを込めて「御」の字を足し、「御侍史(おんじし または ごじし)」と書くのが医療業界の通例となりました。
机下とは、「相手の机の下に差し出す意」の書簡文だそうです。
「机の上に置くような大切な書状ではないので、机の下にでもそっと置いておいてください。」という意味を込めて使われる脇付けです。
こちらも、丁寧さを込めて御の字を足し「御机下(ごきか または おんきか)」と書くことが医療業界の通例となっています。
尊下(そんか)
友人、同輩に対する脇付けです。
膝下(しっか)
父や母に宛てた手紙において用いる脇付けです。
封筒の裏側(封じ目)
緘、〆、諦、封
書くかゴム印
とじる、手紙の封をする
㉒よく出る問題
文書主義の原則
証拠として残ること
正確に伝わること
大勢の人に一度に伝えることができること
じずぢづ
ちぢむなど、同じ音の語が続いていて、後の方が濁る場合
まぢかなど、複合語(2語の組み合わせで)で後に来る語の最初の音が濁る場合
送り仮名
慣用が固定した複合語の場合は、送り仮名を省いて書く(名詞的色彩の強い場合)
〇〇と〇〇の複合語なので送り仮名を付ける(動詞的色彩の強い語の場合)
「」
会話を表すとき、引用であることを表すとき、語句を強調したいとき
『』
書名を表すとき、かぎかっこの中でさらにかぎかっこを用いるとき
・
名詞を並べるとき、外国人の名前、外来語
()
語句や文章の次に注記を加えるとき、特殊な語の読み
〜
期間や時間を表すとき
ー
住居表示のとき
々
不承不承 2文字以上同じ文字が続く場合
懇談会会場 複合語で、次の言葉にまたがるとき
人々 最初の文字を文末に書き、行頭になるとき(2行に渡るとき)
壱弐参拾 強字(大字)
不動産登記法、公証人法、戸籍法施行規則
一は二、三、十、千などに改ざんされる恐れがあるのでそれを防ぐため
㉓敬語、尊敬語
敬語
・場所、土地
当地
貴地
・会社
当社、弊社、小社、わが社
貴社、御社
・人
私
様、各位
・行く
参る、伺う、参上、上がる
いらっしゃる、おいでになる
・来る
参る
いらっしゃる、お越しになる、おいでになる、見える
・する
いたす
なさる
・言う
申す
おっしゃる
・見る
拝見する
ご覧になる
・食べる
頂く
召し上がる
・聞く
伺う、承る、拝聴、拝聞、拝承
お聞き及びになる、お聞きになる
・知る
承知する、存ずる
ご存じ、ご承知
・思い、考え
存ずる、所存
おぼしめす
・会う
お目にかかる
ご引見くださる、ご面会
・商店
当店、小店、弊店
貴店、御店、お店
・銀行
当行、小行、弊行
貴行、御行、貴店
・支店
当支店、弊支店
貴支店、御支店
・団体
当会、本会、当事務所
貴会、御会、貴協会、貴事務所、御事務所
・得意先
得意先、当店の客
お得意様、お客様
・手紙
手紙、はがき、寸書、書面
お手紙、おはがき、書簡、ご書簡、ご書状、貴書
・意見
私見、愚見、思考、卑見、管見
貴見、ご意見、ご高見、ご高説、ご卓見、ご見識
・配慮
微意、微思、薄志、微力
ご配慮、ご高配、ご芳情、ご厚情、ご芳志、ご尽力
・物品
寸志、粗品、粗菓、粗酒
結構なお品、ご厚意の品、ご厚志、美菓、美酒、佳品
・料理
粗肴
佳肴
・住所
拙宅、小宅、当宅
貴家、ご邸宅、貴邸、御宅
・父
老父、実父、養父
ご厳父様、ご賢父様、お父上様、ご尊父様
・母
老母、実母、養母
ご尊母様、お母上様、ご母堂様、ご賢母様
・両親
父母、両親、老父母
お父母様、ご両親様、お二方様
・夫の父
義父、舅
お舅様、お父上様
・夫の母
義母、姑
お姑様、お母上様
・妻(配偶者)の父
義父、岳父、外父
ご岳父様、ご外父様
・妻の母
義母、外母
ご外母様
・祖父
祖父、年寄り
ご祖父様、ご隠居様、おじい様
・祖母
祖母、年寄り
ご祖母様、ご隠居様、おばあ様
・夫
主人、宅
ご主人様、ご夫君様
・妻
家内
奥様、奥方様、ご令室様、御内室様
・息子
長男…次、せがれ、子供、愚息
ご令息様、ご子息様
・娘
子供、長女…次
お嬢様、ご令嬢様、ご息女様
・家族
私ども、家内一同、家族一同、家中
ご一同様、ご家族様、ご一家
・親族
親族一同、親戚一同、身内の者
ご親族、ご親類、ご親戚、ご一族、ご近親
・見る
ご高覧、ご清覧、ご覧になる 笑覧
拝見する、見せていただく
・見せる
お示しになる、お見せになる
ご覧に入れる、お目にかける、お見せする
・会う
お会いになる、会われる
拝謁、お目にかかる、お目通り、お会いする
・行く
ご足労、お出かけになる、おいでになる、お越しになる、いらっしゃる、お見えになる
伺う、参る、参上する、お伺いする
・連れて行く
お連れになる
お供する、ご一緒させていただく
・帰る
お帰りになる
失礼する、お暇する
・集まる
ご参集、お集まりになる、お揃いになる
・居る
おいでになる、いらっしゃる
おる
・叱る
ご叱正、お叱りになる、お怒りになる
諌める
・許す
ご容赦、ご寛恕、ご海容、お許しになる
・決める
ご英断、ご明断、ご勇断、ご決定、お決めになる
・頑張る
ご尽力、お励みになる
努力させて頂く、努めさせて頂く
・助ける
ご支援、ご援助、お力添え
お手伝いさせていただく
・借りる
お借りになる
拝借する、お借りする、恩借する
・貰う
ご笑納、ご査収、お納めになる、お受け取りになる
頂戴する、いただく
・与える
ご恵贈、ご恵投、ご恵与くださる
謹呈する、進呈する、差し上げる
・買う
お求めになる、お買い求めになる、お買い上げになる
・売る
お譲りになる、お売りになる
お譲りする、お売りする
・食べる
召し上がる、お上がりになる
頂戴する、戴く
・着る
ご着用、お召しになる、召す
着させていただく
・寝る・眠る
ご就寝、お休みになる
休ませていただく
・死ぬ
ご逝去、ご他界、ご永眠、お亡くなりになる、亡くなられる
・作品
愚作、拙作
・著作
貴著
愚書、拙著
・筆跡
尊筆
拙筆、乱筆、省筆、禿筆
・文章
拙文、乱文、駄文
・才能
愚才、浅学、非才、微才、不才、不肖
是非参考にしてくださいね。
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