現代の国語⑬通信制高校〜レポート復習&独学〜【真の自立とは】

テスト対策に、通信制高校の現代の国語レポートの復習と、足りない部分の独学をします。


自己満足の復習と独学のまとめになりますが、参考になれば幸いです。


真の自立とは 


問題

①「できる、できないということが極めて一元的に語られ」とあるが、一元的に語られるとはどういうことか答えなさい。

 「できる」のはプラスで、「できない」のはマイナスもしくは欠落であると単純に捉えられられてしまうということ。


②「履歴書」について、筆者は履歴書をどのようなものと考えているか答えなさい。

 自分ができることやそれまでにしてきたことの一覧表のようなもの。


③「『老い』に対するネガティブな評価」とあるが、これはどういうことか答えなさい。

 現代の風潮としての「老い」が自分一人ではできないことが増えていく「衰え」のプロセスと捉えられていること。


④「年を取れば誰でも、老眼鏡や補聴器、枕が必要となり、次第に他人の手助けも欠かせなくなっていくものです」とあるが、どういうことか答えなさい。

 年を取ると、人間は何かに依存していかなければ生きていけなくなるが、それは当然だということ。


⑤「『大人』になる」とあるが、ここではどういう意味か答えなさい。

 男子なら元服の儀式、あるいは、怖い目や痛い目に耐え、短期間の試練を終えること。


⑥「『大人』になることは、とてもシンプルでした」とあるが、大人になることとはどういうことか答えなさい。

 社会の成員として迎えられること。


⑦「二十年近く延々と『成人儀礼』が続く」とあるが、それはどういうことか答えなさい。

 二十年近くさまざまな形の試験を受けなければならないということ。


⑧「条件付き承認」とあるが、これはどういうことか答えなさい。

 人間の存在を、「もしこれができたら」という条件で肯定すること。


⑨「『自分がいなければこの仕事が回らない』という感覚」とあるが、これはどういう感覚か答えなさい。

 自分が会社で役に立てており、なくてはならない存在なのだという感覚。


⑩「生きていくことの意味を見いだせなければ苦しくなってしまう」とあるが、これはなぜか答えなさい。

 人間は、自分が生きていく意味にこだわらずにいられない存在だから。


⑪「『自分しか』や『できる』『できない』ことから生きる意味を見出そうとすること自体から変えていくべきなのです」とあるが、筆者はなぜこのように主張しているのか、その根拠を抜き出しなさい。

 ある素質や才能が自分にしかないことなどありえないことなのですから。


漢字

読み

①成員

②履歴書

③脇役

④捉える

⑤公私混同

答え

①せいいん

②りれきしょ

③わきやく

④とらえる

⑤こうしこんどう


書き

①ラクインを押される

②先輩がウラヤマシイ

③キミョウな形

④シュウガク年齢

⑤エンの下の力持ち

答え

①烙印

②羨ましい

③奇妙

④就学

⑤縁


意味調べ

〜ざるをえない→〜しないわけにはいかない。

一瞬にして→あっという間に。

烙印を押される→汚名を着せる。 周囲がそうであると決めつける。

上には上がいる→この人が最も優れていると思っていても、さらに優れた人がいる。

縁の下の力持ち→陰で他人を支える努力や苦労をする人。

鍵となる→物事の重要な部分をなすさま。


筆者の考え・伝えたいこと

・自立とは、いざというときに助け合う相互依存のネットワークいつでも起動できる準備ができている状態である