謎のこだわりと遺伝


幼稚園から小学校低学年まで続いた偏食の原因についてです。


給食でトラウマになったということもありますが、その他にも細かい原因があると思っています。


それは、謎のこだわりと遺伝です。



 謎のこだわり


好きな食べ物でもメーカーが変わると食べなかったり、いちごのブツブツが嫌だからと、穴が空いていたり見た目が悪かったりするものは食べなかったり。

食に関するこだわりがとても強かったです。

このこだわりは食以外にもありました。

玄関の覗き穴が気になるから隠せと言ったり、ボタンの付いた服を着たくないと言ったり。

こう考えると発達障害の一種なのではないかと思いますが、年齢を重ねるごとに薄れていき、今はこのようなこだわりはありません。

このこだわりによって、かなり食べられるものが限られていき、偏食になっていってしまったのだと思います。


 遺伝


私の偏食には、両親などからの遺伝が少なからず関係していると思います。


まずは、歯並びが悪いということです。


歯並びが悪くかみ合わせが悪いと、硬いものが食べづらかったり、早く食べられなかったりします。


実際に、ミカンの皮が噛み切れなかったり、餅が早く食べられず、どんどん硬くなって結局食べきれなかったりしました。

現在は歯列矯正をしていて、歯並びによる食べづらさはなくなりましたが、やはり少なからず関係があるんだなと思いました。

また、本当に嫌いな食べ物も遺伝しています。

私も母も兄弟たちも、みんなトマトが嫌いです。

どことなく好みも似ていて、だいたいみんなハマるとそればかり食べるようになります。

色の好みが完全に遺伝しているわけではありませんが、このことも関係していると感じます。



 その他


元々口の中が敏感であること、箸の使い方が下手だったことも原因の一つだと思います。

口の中が敏感だと、少しの刺激が大きい刺激のように感じます。

辛いもの、酸っぱいもの、炭酸などの刺激があるものなどは、今でも苦手です。

歯磨き粉なども私にとっては刺激であり、つい最近まで使えていませんでした。

このことで、食べられるものが限られたのも原因の一つだと考えています。

箸は小学校低学年までうまく使えず、グーで握りしめて使っていました。

箸をうまく使えないと早く食べられず、残すことが多くなります。

また、箸をうまく使えないことで怒られ、食事の時間が苦痛になってしまいました。

これらのことも偏食に関係があると思います。



次回は偏食と私の持っている障害との関連について書いていこうと思います。