第11講お疲れさまでした。いよいよ次回が1学期最終講です。サテライン受講,お疲れさまでした。今週から来週にかけての1週間は“夏に1学期のことを多く残すことがないように”過ごしていければよいでしょう。演習問題の解き直しにやり残しはないかなど,確認しながら過ごしていただければOKです。次回更新は夏期学習ガイドになります。一斉に更新がかかる予定です。夏期講習と自習の相乗効果を考えた最適プランの一つを掲出できると思います。参考にしていただければ幸いです。

七夕七夕七夕七夕七夕

(標準化学1集)

演習問題21で扱った沸点上昇は,比例計算(Δt=K・m)のみなのでさほど難しくないですが,“希薄溶液の束一的性質にはファントホッフ因子(係数)”という基本を忘れないようにしましょう。束一的性質とは簡単に言うと『物質の種類による差異は無く,その濃度のみで現象の大きさが決まる』という考え方のこと。また,ファントホッフ因子(係数)を簡単に言うと『m値の計算には電離や会合を加味する必要がある』ということです。溶かしたものの量ととけてるものの量の違いです。23年入試でも多く出題があったため,今年度の出題も多くみこまれます。冷却曲線は一連の流れをつかんでいれば問題ありません。しっかり復習しましょう!

1:ノート〈沸点上昇と凝固点降下の計算〉〈冷却曲線〉の確認

2:演習問題21・22・23の解き直し

3:できる範囲内で演習問題24・16の予習

(標準化学2集)

 金属の製錬を扱った演習問題22は典型的な出題形式でした。このタイプを本格的に解くのが初めての方は,手がつかなかったことに多少なりともショックかもしれませんが,全く心配はいりません。このタイプは一度丁寧に解いたことがあれば,“いつも同じ”と思える問題ばかりなので,しっかり復習しておけばOKです。

1:ノート〈金属の製造〉の確認

2:演習問題22の解き直し

3:ノート〈沈殿〉〈錯イオン〉の確認

4:演習問題23・24・7の予習

終わったらチェックテストにトライしましょう!

七夕七夕