第11回チェックテスト解答解説
問
(1)Fe₃O₄(2)Fe₂O₃(3)Fe₂O₃(4)Fe₃O₄
問4
(1) 不純物として含まれている二酸化ケイ素をケイ酸カルシウムに変えてスラグとして取り除くため。
(2) 表面を不動態加工してあるから。
(3) 銑鉄に含まれている炭素を酸素で減少させる。←ゼロにはしません
問3
(1)極性が大きい分子であり,ヒドロキシ基が水素結合により水和されるため。
(2)イオン性物質であり,電離により生成するイオンが水和されるため。
(3)無極性分子であるヘキサンは極性溶媒である水に溶けにくい。
問4
沸点上昇や凝固点降下は加熱や冷却を行う実験であり,温度変化に伴い値が変わってしまうモル濃度は用いることが難しいから。
問5
(1)-0.9℃
解説
溶液の質量モル濃度は0.5mol/kgですから,凝固点降下度は1.8×0.5=0.9です。まさかマイナスのつけ忘れとかしていませんね。
(2)400g
氷が400g析出した時点で,残った溶液は「25gのXと水100gの混合物」なので飽和溶液になっています。
(3)-4.5℃
(2)の溶液の質量モル濃度は2.5mol/kgです。この濃度より高濃度になることはないので,X水溶液の凝固点降下度の最大値が4.5であるとわかります。このタイプの計算も最近はやっているので夏期講習に入れておきました。そこで完成させましょう!
問6
①水和
➁水は無極性の溶媒でありヨウ素は無極性分子だから。
③液面の一部を不揮発性物質が占めることで蒸発する水分子の数が減少するから。
④蒸気圧が降下すると蒸気圧が大気圧と一致する温度がより高温になるから。