第8回解説

問1

(1)①②③⑥

判断基準は授業の通り,①濃硫酸②固体のみ③濃塩酸⑥固体のみ,ですね。

(2)①②③④⑤

(3)②⑥

(4)①②③④⑤⑦

①HCl③Cl₂④NO₂⑤CO₂はソーダ石灰のみ使用不可ですね。授業の通り,酸性の気体たち。

一方,⑦H₂Sはソーダ石灰と濃硫酸が使用不可,⑥NH₃はソーダ石灰のみ使用可能です。

また,②はCH₃COOH+NaOH→CH₄+Na₂CO₃です。CH₄はその他の気体なのですべての乾燥剤が使用可能です。

(5)①③④⑤⑦

酸性の気体は下方置換ですね。

(6)「希塩酸のとき生成するCaCl₂は水に溶けるが,希硫酸のときに生成するCaSO₄は水に溶けないため」に,希硫酸で行うと反応が止まってしまいます。

(7)「気体が発生することはするが,発生するH₂Sが還元剤,希硝酸が酸化剤として反応してしまうので,H₂Sを得ることはできないため」に,希硝酸はNGです。

問2

(1)2NaCl+CaCO₃→Na₂CO₃+CaCl₂

(2)塩化ナトリウム水溶液を塩基性にするため。

これにより,二酸化炭素の溶解量が増加し,また,炭酸が炭酸水素イオンに電離しやすくなります。

(3)炭酸カルシウムは塩化ナトリウム水溶液に混合しても溶解しないのでこの反応は起こらない。

砂浜と海水。反応したらホラーです。