A:①ア②ウ③ア④イ
①③については,そこに純水が残っていることが,実験に対して全く悪影響を与えないので,結果も全く変化しません。
②ははかり取った10.0mL中の酢酸の量が,ちゃんと共洗いした人よりも少なくなってしまいます。すると,最終滴定値が少なくなってしまいます。明らかに周りよりも滴定値が小さい場合,ホールピペットを共洗いしなかったと疑われます。
④はビュレット内の水酸化ナトリウム水溶液が薄くなってしまいます。しかもビュレットの下の方は水でしょう。これを滴下するのですから,どんどんビュレットから水や薄まった水酸化ナトリウム水溶液を滴下していくことになり,水位もどんどん低下していきますね。周りの人と比べて明らかに滴定値が多くなってしまった場合,ビュレットを共洗いしなかったのでは,と疑われてしまいます。
C:①(分類)塩基性塩(液性)塩基性②(分類)塩基性塩(液性)酸性③炭酸ナトリウム
①強酸と強塩基の塩です。
②強酸と弱塩基の塩です。
③二段階滴定の“先に反応”で明らかです。
D:①aでウ②bでオ③bでエ④bでオ⑤aでア⑥aでイ⑦aでオ
①アルカンの異性体の場合,直鎖が最も高沸点です。
②アルカンを炭素数の違いで判定するのはよく出題されます。
③アルゴンと塩化水素の分子量は,周期表での位置を考えてもほぼ同等といえるでしょう。単原子分子であるアルゴンは無極性ですが,塩化水素は極性分子です。
④⑤水素結合の確認です。
⑥授業通りですね。
⑦水が水素結合するから高い,はここでは無意味です。ヨウ素は黒紫色の固体で昇華性をもつ,と暗記しますね。固体です。