第2講解説

問1

(1)②③

上記2つがあれば,モル濃度=10ad/M2になりますね。

仮に1(L)の溶液があるとしたら,1(L)→1000(mL)→1000(㎤)→1000d(g)になります。その中のa(%)が酢酸です。1000d(g)のa(%)は10ad(g)です。この酢酸の物質量は10ad/M2(mol)ですから,これを全体の体積1(L)で割るとモル濃度になります。

10ad/M2÷1=10ad/M2(mol/L)

(2)②

これさえあれば,質量モル濃度=1000a/{M2(100-a)}になりますね。

仮に100(g)の溶液があるとしたら,a(g)が酢酸,100ーa(g)が水です。つまり,a/M2(mol)の酢酸が(100-a)/1000(kg)の水に溶けていることになります。この2つの割り算で質量モル農後は計算できます。

{a/M2}÷{(100-a)/1000}=1000a/{M2(100-a)}(mol/kg)

(3)②④

溶液の体積は温度によって変化してしまいます。よって,体積を用いて計算することになるモル濃度と密度は温度によって変化します。授業通りです。

問2

(1)8.5

(2)メスフラスコ

(3)94.7

濃硫酸をa[mL],水をb[mL]としましょう。2つ目の式の右辺の0.1は100mL=0.1Lです。

総質量について→1.8a+1.0b=1.1×100

硫酸のみの質量について→1.8a×0.96=1.5×0.1×98

これを解くと,a=8.50mL,b=94.7mLとなります。

問3

(1)①

(2)②

(3)①

(4)②

(1)一価同士と考えます。この場合,半径小→結合距離小→クーロン力大→融点高,です。

(2)これは一価と二価なので,価数大→クーロン力大→融点高,です。

(3)これも一価同士と二価同士なので,価数大→クーロン力大→融点高,です。

(4)これも一価同士と考えます。この場合,半径小→結合距離小→クーロン力大→融点高,です。