第2講お疲れさまでした。第2講なので結構進みましたね。それでは思い出してみましょう。

ハイレベル1集

 物質量の計算を扱った演習問題3は比較的平易でしたか。効率まで意識した完璧な復習を期待します。演習問題3はどのように未知数を設定すると自分で再現しやすいか,を考えて復習しましょう。授業での未知数設定が最短経路の一つになると思います。濃度計算も非常に重要です。『密度が記載されている際の溶液の混合問題』では『質量の和を計算する』ことはほぼ確定です。しっかり慣れておいてください。

ハイレベル2集

 演習問題2の準備として扱った結晶の分類はしっかりと復習が必要です。その中で,イオン結晶や金属結晶の融点比較について少し確認しましょう。クーロン力によるこれらの結合は,その強度を“イオン価数(電荷)”と“半径”である程度推察することができます。半径はそこまで大きな違いがないため,“イオン価数(電荷)”を優先して考えましょう。一価と二価では大まかに2倍の電荷があると考えればよいので,当然二価の方が結合が強くなり融点が高くなります。同じ価数のものであれば半径の小さい方が原子核間距離すなわち結合距離が近くなるので融点が高くなります。シンプルにいきましょう。頑張って!!!

 ハイレベルの授業は難しく感じることも多く,復習に時間がかかる回次もたくさんあるかもしれません。その時間のすべてが『共通テストの高得点』と『志望校合格』の準備となっています。皆さんの志望校合格のサポートが化学の授業を通してできたら本当に幸せです。一緒に進んでいきましょう!!

復習の流れ

「1集」

1:ノート〈濃度と密度〉の確認

2:演習問題3・4の解きなおし

3:演習問題5・6の予習←予習はさらっと模試感覚でOKです。

「2集」

1:ノート〈電気陰性度〉〈結合と結晶の分類〉〈結晶の性質〉の確認

2:演習問題2・3の解きなおし←終了したところまで

3:演習問題4の予習

予習以外終了後:第2回チェックテスト→答え合わせ

繰り返しになりますが,解き直しとチェックテスト,兎にも角にもためないように頑張ろうね!!!