京都旅行 (17) 浅田真央サンクスツアー  その7 | よゆゆの気まぐれブログ -ごくたまに、ネコ-

よゆゆの気まぐれブログ -ごくたまに、ネコ-

旦那と社会人の娘と息子の4人家族です。
日常の些細なこと、ふと、思ったことを書いています。
自分の好きなことを書いています。
るるぴぃ(2007年に15歳で亡くなったネコ)の想い出も書いています。
気軽にお立ち寄り下さいませ~。

14曲目はジュピター、2011-12シーズン、2016年のエキシビジョンの曲です。真央ちゃん以外の女性5人の演目で、メインは遥ちゃんかな。衣装がこれまた素敵😍真央ちゃんの当時の衣装をモチーフとしたものですね。白のふわっとしたドレスに青から下にいくにつれて白になるグラデーションのケープを羽織っています。ケープもふわっとした感じで、ジュピターの曲の神秘的なイメージにぴったりでした。氷の上で膝をついた状態の4人から始りました。真央ちゃんの演技と同じ始まりですね。ボーカルが入るところで、遥ちゃん登場。遥ちゃんがスポットライトを浴びて優雅に舞います。他の4人はクルクル回り、回るとスカートが花が開いた様に綺麗。途中、また、氷の上に膝をついて。冷たそう…今度は遥ちゃん以外の4人の見せ場がそれぞれあって、最後は5人で。曲調に合わせて、ゆったりとした優雅な舞いが続きます。舞ちゃんも久しぶりとは思えないほど、魅せてましたよ。

15曲目は、リチュアルダンス黒、2016年のショートプログラムです。そして、16曲目は、リチュアルダンス赤、2016年のフリープログラム。これが最後の演目でしたね。どちらもリチュアルダンスですが、ショートプログラムの方はピアノバージョンで、真央ちゃんは黒い衣装でしたので、リチュアルダンス黒、フリーはオーケストラバージョンで、真央ちゃんの衣装が赤かったのでリチュアルダンス赤と呼ばれているようですね。衣装の赤黒も意味があるようです。リチュアルダンスは、フラメンコ劇が元になったバレエ音楽「恋は魔術師」の曲ですが、真央ちゃんのプログラムはこの話をベースにショートとフリーで物語が完成するようになっているようで、実際、フリーはショートの最後のポーズから始まります。
で、リチュアルダンス黒は、殺された夫の亡霊と喪服で踊る妻のシーンで、黒魔術の雰囲気を出してます。真央ちゃんは黒魔術師で鳥だそうです。衣装も黒くて、羽がわさわさついています。男性4人と踊ります。男性陣も黒に羽がわさわさついていて、中腰で鳥っぽい動きです。始終怖い顔をしています。不気味な感じ。時々、縦一列に並んで、千手観音のように手を出し、逆向きになって、また、千手観音。鳥、千手観音…そして、音楽はリチュアルダンス赤へ。正面に黒い鳥が並んでいると、入場口から、女性陣が赤いフラメンコ調のドレスで出てきます。赤と黒とのせめぎ合い。会場が暗くなり、少しすると、スポットライトを浴びたリンクの中央から、赤のフラメンコ調の衣装に、黒地に赤い薔薇柄のショールを持った真央ちゃんが。リンク上で早替えです。黒い衣装と男性陣は退場していていません。真央ちゃんの衣装のデザインは、当時のフリーの衣装のスカートを長くしたものだそうです。ストーリーは妻の呪いを解くために、火を使った魔術を行い、妻は呪いから解き放たれ、真実の愛に気づく。情熱的なフラメンコ。音楽と共に、真央ちゃんたちの動きも激しくなり、最後はみんなが円形に並び、中央に1人立つ真央ちゃんがショールを投げ上げて終わりました。素晴らしかったです。
リチュアルダンスも当時はあんまり、好きではなかったです。最後の全日本は、トリプルアクセルは全く飛べず、フリーは後半のジャンプはボロボロで、確か16位くらいだったかな、痛々しくて見てられない感じでしたが、今、見直したら、蝶々夫人同様、とても素晴らしいプログラムだと思いました。

長くなってしまいました。
つづく…