美味しいもの | 代々木原シゲルBLOG
「美味しいもの」

美味しいものには限界がある。

大間のマグロを大トロ炙りで、

獲れたてアワビの刺身を肝醤油で、

A5ランクの松坂牛をレアステーキで、

どれを食べても、美味しい。

むしろ、美味しくなかったら金返せ!泣

なので、出来る限り、美味しいと思って食べます。




しかしながら、


山で偶然出逢ったお爺さんの話



家に返ってそんな出逢いがあったんだと食卓を囲んで

お爺さんに分けてもらった原木舞茸やタラの芽の天ぷら

の味は、上に書いた高級食材の味を

いとも簡単に超えてしまう。


先日、curry&noble 強い女とファミリースナック つよいみかたの近くにある

横田農場さんの畑に遊びに行った。



どんな環境で、どんな拘りで

どんな人が、どんな顔して

野菜を作っているというのを

見せてもらった。

畑で育っている野菜も

何もつけずに、ほぼ全てその場で

ちぎって、食べた。


この風景を語りながら、

食べる横田農場さんの野菜は格別で

食べてくれる人の顔も

自然と笑みがこぼれる。


そんな、活動をしていきたい。


そう思った。



音楽の世界でも、まさしく

そんな活動をずっとしていたことに気がついた。


今度は、もっと大きく


いろんな人たちが大切にしているものに、たくさん出逢って、それをこれから出逢う人々に伝えていく活動をしていくことが僕の使命だと感じる日々。


「有機野菜について」

東京・荻窪の高級住宅街の陰にひっそりと佇む家賃95000円2DKのボロアパートに住んでいた頃、

最寄りのスーパーが、富裕層向けのスーパーがたくさんあり、

有機トマトひとつ、300円。

有機キャベツ、450円。

と、東京生活の中では全く手の届かない

そんなオーガニック食材ばかりを扱うお店がたくさんありました。

正直なところ、

「こんなもの、いったい誰が食べるんだろう」

「野菜なんて、どれも一緒だよ。質より量、食べられればなんでもいいんだ」

そんな風に僕は有機野菜について毛嫌いしていました。

僕らが今、活動している埼玉県比企郡小川町は、まさか!

「有機野菜」という農業の発祥の地。

全国各地からその手法を学びに若い農家志望の人々が修行に来る土地。

近くに農家さんが毎朝直接卸しに来る直売所では

上に書いたような

有機のトマトや、キャベツ、レタス、ミズナ、春菊など、全部一袋100円!

そして、有機野菜を食べてみると

これが、本当に驚き!!泣

これが野菜の味か。。。。

これが人参なの?

ミズナって、味がするんだ!

元気いっぱいに育った野菜の本来の味が口から入って、身体の一部になっていく感覚を

なんというか、言葉で一生懸命説明したくなる!
そんな気持ちになります。

野菜があれば、肉も魚も別にいらないな、、

程に、大げさに、感動してしまいます。

嘘だと思って、

一度、味わってみて下さい。

ネット販売は、送料の分、高くつきます。


小川町にわざわざ足を運ぶにも交通費がかかります。

どちらの手段でも構いませんが、

美味しいものに、ストーリーが付け加えられると限界を超えた美味しさ、幸福感が味わえると信じています。

そんな思いでこれからも丁寧にやっていきます。

夏には、東京から来られる方向けに

強い女・つよいみかたによる
小川町ツアーも計画中!

お楽しみに。