飛行船で旅をする。 | 代々木原シゲルBLOG
ゆっくりと暮れていく時間が

早くなってきている。

ゆっくりと、ゆっくりと。


冬になると、また夏に向けて

ゆっくりと、ゆっくりと

準備をして過ごす。


日本に生まれて良かったと思う。

毎日、毎日、気候が陽気で

来る日も来る日もハッピーな天気じゃないから

準備をして迎えた大好きな季節には

両手放しで飛び上がれる。


都会で暮らすようになって15年。

朝日を見たり、夕日を見たり

する機会なんて

年に2.3回。


どこかの国に逃避行して

見つけた朝日や夕日にハッとして

都会にも毎日それらが

登ったり沈んだりしていることに

やっとこさ気づく。


東京には、

18歳の時、

挑戦をしにやってきた。



東京での僕の挑戦は

あと、2年やそこらで

終了を迎えようとしてる。


迎えようとしてると感じさせるのは

新しい夢が出来たからなんだと

心の一番深いところが暗示してる。


そっちはヤバイぞ。

そっちはコワイぞ。


先日、15年来の先輩と久々に話をした。


最近、どうだ?
うまくやってるか?


の、質問に対して。


やー、こわいですよ。
ほんっとに、こわすぎてヤバイっす!
でも、なんとかやってます。


と、答えたら


それ、出逢ったばっかりの頃も同じことをいつも話してたよ!


と、先輩に笑われた。


シゲルは、いつも自分が、そっちはヤバイぞ!コワイぞ!というところに飛び込んで、結果を出す代わりに、周りの保守的な人たちには理解できない存在で、良くも悪くも、敵が多くて、味方も多いもんな


と、言ってくれた。


まさに。涙


僕は、前に進むあまり

失うものが人よりハンパなく多くて

その都度、落ち込むけど

その寂しさを打ち消すように

前に進んでいく。



むしろ、消失感が人より薄れているのかもしれない。

それでもその気持ちが満タンになると、膝から崩れてしまうほど、寂しさでいっぱいになってしまう。

目を開けば、全てはそこにあるのに。

面倒くさい生き物だ。


今日もドキドキ
明日もドキドキ
死ぬまでドキドキ


15歳の僕が打ち出した看板は

今日も僕を旅に誘う。


どっちがコワイか

こっちがヤバイか


今日もそんなことを考えて


ザワザワと心を触るものが

心の奥底に広がってるのを感じてる。


今回は新たな島を目指すのではなくて

乗っていた船から乗り換えて

飛行船で旅をしようと思ってんだ。


はあ、死ぬほど、コワイし、ヤバイな。