桜の花も咲き始め、入園式や入学式の季節となりました。今回は春にちなんだ絵本を三冊ご紹介します。
おはなをどうぞ
メルシーちゃんはお母さんにあげようと、たくさんのお花を摘みました。でもお家へ帰る途中に動物たちに出会い、お花を少しずつおすそ分けしてしまいます。そしてとうとう…
やさしい女の子の気持ちと、それを受け止めるお母さんの言葉で心が温かくなる絵本です。
色とりどりの花とかわいい動物たちを見ているだけでも心がほっとしてきます。
ことりのゆうえんち
大きな森に住んでいる女の子は、ある日巣から落ちてしまった小鳥を家に連れて帰りました。女の子は日に日に小鳥のことが大好きになっていきますが、小鳥はなぜか悲しそうです。そんな時、お母さんに小鳥を森へ帰してあげるように言われました。女の子が悲しくなって泣いていると、小鳥が「ことりのゆうえんち」へ連れて行ってくれると言いました…
最後は少しハラハラするような展開ですが、動物たちの気持ちや相手の気持ちを考えることの大切さを教えてくれる絵本です。
うさぎのくれたバレエシューズ
バレエが上手になりたい女の子のところに、ある日バレエシューズが届きました。それをはくと体が軽くなり、不思議なことが起こります。
やわらかい、優しいピンク色の桜の花がページいっぱいに広がり、幻想的な世界を作っています。