いよいよクリスマスが近づいてきました。
クリニックでは12月に入ってからクリスマスの飾りやBGMを楽しんでいます。
受付の北欧の人形達も去年より数が増えています。
奥の本棚にはクリスマスにちなんだ絵本を集めました。
今日はその中から“クリスマスのまえのよる”という縦長の絵本をご紹介します。
“白いひげ”を生やし“赤い服”を着たちょっと太ったサンタクロースやソリを引くトナカイのイメージは、今から200年近く前の1822年にアメリカの神学者クレメント・C・ムーアの詩によって世界中に知られるようになりました。ムーアは病気がちだった娘を笑顔にしようと、この詩を書いたといわれています。
そして1954年、色彩の魔術師ロジャー・デュボアザンによってムーアの詩が1冊の絵本になりました。この縦長サイズの絵本は、イヴの夜にこども達が吊るした靴下に入るようにデザインされたという、まさにクリスマスプレゼントのためにできたものです。
寝静まったイヴの夜、お父さんがサンタクロースと遭遇してしまうというお話しです。
サンタクロースがどうやってやって来て、何処から家に入り、どんな風にプレゼントを置いていくのか? その様子が斬新な構図の中にやわらかなタッチで描かれており、とても温かな気持ちになれる1冊です。
是非、お子さまに読み聞かせてあげて下さい。