水槽の岩陰にサメがいるのに気が付かれた方もいらっしゃると思います。
1日に数回、岩陰から出てきて水槽の中を泳ぎまわります。
サメはドチザメといい、メジロザメ目ドチザメ科に属し、漢字で「奴智鮫」と書きます。
東シナ海に多く生息し、東京湾でもよく見ることができるそうです。
目が大きく、サメの中では愛嬌があるので、水族館でもよく見かけます。
海では小魚や甲殻類などを食べていますが、クリニックでは乾燥エビをエサとしています。
サメは目が悪いとよく言われますが、エサを食べるときにそのことがよくわかります。
乾燥エビを水槽に入れると、しばらくして臭いに気づいて外に出てきますが、本当に近くにエビがあってもよく見えていないようで、うまく食べられないことがしばしばあります。
1年ほど前にクリニックに来たときは、体長20cm位でしたが、現在は30cm位になっています。
大きいものでは1.5m近くになるそうです。
- 前ページ
- 次ページ