#いいねされた数だけとりあえず好きなアルバムを言う(その1) | とかげ日記

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【日記+音楽レビューブログ】音楽と静寂、日常と非日常、ロックとロール。王道とオルタナティブを結ぶ線を模索する音楽紀行。
X(旧ツイッター)ID : @yoyo0616

ツイッター上で流行っているタグの企画に便乗しました。以下は、自分が挙げたアルバムと簡単な感想です。

空の飛び方空の飛び方
2,571円
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1.スピッツ-空の飛び方

友人から貸されてスピッツにハマるきっかけになったアルバム。その後、くるり→中村一義 とハマっていき、自分の邦楽ロックにおける趣味の大元になったアルバムです。

さくらの唄さくらの唄
2,160円
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2.GOING STEADY - さくらの唄

銀杏BOYZの峯田さんが昔にやっていたバンド。ロックにおいて「初期衝動」という言葉はよく使われるけど、このアルバムほど初期衝動を体現したアルバムはないと思います。アツい!

みんな死ねみんな死ね
2,469円
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3.神聖かまってちゃん - みんな死ね

ローファイで演奏技術も拙いアルバムなのだけど、全曲ポップ。特にメロディが親しみやすく、まさに「口ずさめる様に」という曲名どおり。


4.Radiohead - OK Computer

先鋭的なギターロックの可能性を追求した一枚。トムは天才だし、ジョニーは陰のギターヒーロー。

ERAERA
1,851円
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5.中村一義 - ERA

中村一義はアルバム単位で表現することに長けたアーティスト。傑作である本作も一枚通して聴くと見えてくる光景がある。


6.毛皮のマリーズ - ティン・パン・アレイ

管弦楽器を大きくフィーチャーしたチェンバーポップの傑作。どの楽器のパートも美メロで響きが美しく、心に訴えかけてくる。


7.うみのて - 21st CENTURY SOUNDTRACK

時代を切り取り、聴く者に忘れられない爪痕を残してきたうみのてが、"活動完結"前に放ったラストアルバム。音と音が交わり、美しく残響する。

THE PIER (通常盤)THE PIER (通常盤)
3,132円
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8.くるり - THE PIER

世界の音楽のおいしい所をおいしく料理したおいしいアルバム。打ち込みもトランペットもSEも良いアクセント。すごいぞ、くるり。


9.The Beatles - Magical Mystery Tour

「傑作は何か」と聞かれたらサージェントペパーズを挙げるが、「好きなアルバムは何か」と聞かれたら本作を挙げる。人懐っこいポップソング集。


10.Coldplay - Viva la Vida or Death and All His Friends

「最もヒューマニズムを感じるアルバムは?」と聞かれたら本作を挙げる。完璧を体現する圧倒的なクオリティなので、邦楽ファンも虜にできるはず。


11.ジミ・ヘンドリックス - Electric Ladyland

ギターヒーローの鬼才。ファズやワウを効果的に使った本作のギタープレイは個性的すぎるほど個性的だし、コード感も随一。


12.Mr.Children - IT'S A WONDERFUI WORLD

ポップソングとしてのキャッチーさとロックミュージックとしての尖り具合のバランスが理想的。精神的に辛い時には本作が頼りになる。


13.Nirvana - Nevermind

歪みきったギターサウンドの中、鬱とポップを行ったり来たりするサウンドとシャウトに胸ぐらをつかまれる。90年代の革命的ロックヒーロー。


14.RADWIMPS - アルトコロニーの定理

それまでの思春期の青春的音楽から脱皮し、大人になって冷静さを増したアルバム。冷静と情熱の間を表現するような楽器のアンサンブルが最高です。


15.Red Hot Chili Peppers - Californication

レッチリで一枚選ぶとしたらコレ。メロディアスで陶酔的なギターにノックアウトされる。一曲一曲が佳曲ぞろいだが、特に「Otherside」を推したい。

ハイファイ新書ハイファイ新書
2,365円
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16.相対性理論 - ハイファイ新書

少しリバーブをかけた萌え声のボーカルとスミスに影響を受けた清らかなギターが心地よい。1stと比べてアンサンブルがケタ違いに良くなっている。

RISINGRISING
1,500円
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17.SAFETY SHOES - RISING

僕のライブ経験の中で、彼らの渋谷クアトロでのワンマンライブが五指に入るくらいのベストアクト。ど真ん中のポップソングはここにある。

PinkertonPinkerton
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18.Weezer - Pinkerton

日本人と結婚するくらい日本びいきのリバースクオモの日本愛が露骨に表れた一枚。Across The Seaの曲のように、海を越えて愛が伝わってきて嬉しくなる。


19.オアシス - モーニング・グローリー

「洋楽ロックを初めて聴くのだけど、オススメはある?」と聞かれたら、迷わずこれを。何回聴いても飽きない王道のロックソングがここにある。

Takk...Takk...
1,728円
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20.シガーロス - Takk…

ポストロックの代表的バンド。ヨンシーのファルセットは至福の響き。サウンドの美しい連なりに心から安心して耳を委ねることができる。

TEENAGERTEENAGER
2,880円
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21.フジファブリック - TEENAGER

ポップ・ミュージックに覚醒した彼らが、初期から持ち合わせていた変態性と共に作り出した傑作。音楽的アイデアの多様性に驚かされる。

砂漠の流刑地砂漠の流刑地
2,571円
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22.ふくろうず - 砂漠の流刑地

震えるほど優しく、たぎるように熱いアルバム。僕の考える「いい歌」とは、本作の収録曲のように、ポップでありつつ、生き方の一つを教えてくれる歌だ。

爆弾の作り方爆弾の作り方
1,529円
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23.amazarashi - 爆弾の作り方

amazarashiは最初から完成されていた。アンサンブルも曲の良さもこの1stから最高に研ぎ澄まされていた。人に考えさせ、感じさせる歌詞が泣ける。


24.The Smiths - The Queen Is Dead

モリッシーの朗々とした歌い方やジョニー・マーの唄うアルペジオのギター。そして、「弱者」や「少数者」の側に立った世界観やメッセージ性にグッとくる。


25.森山直太朗 - あらゆるものの真ん中で

怜悧に見えて温かく、温和に見えて寒々としているどこまでも平熱の歌は、あらゆるものの核心を貫く。収録曲「生きてることが辛いなら」に何度も救われた。

その2は下のリンクからどうぞ!
#いいねされた数だけとりあえず好きなアルバムを言う(その2)