以下、自分とSAFETY SHOESの桜井敏郎さんのtwitterでの会話のまとめ。
音楽ゲーム『ドラムマニア』の制作に関する話は、どこかに残しておくべきだと思うので、ブログに書いておく。
自分の夢について書いた箇所は少々キザですが僕の本音です。
そして、桜井さんは本音の塊みたいな人です。だから、あったかい。
脱退したベースの源記さんが桜井さんことを「僕のお父さんでした」と言っているのもうなずける。
5月30日
桜井さん（@SAKURAI_TOSHIO）のツイート（以下、「桜井さん」）
「自殺未遂者の7割が睡眠不足、平均睡眠時間は５時間…たぶん平均睡眠時間が3時間になったらめっちゃ元気になるで…とかはおいといて、食生活や本当の友達の有無、趣味や夢、叱ってくれる人の存在(と叱られることへの耐性)とか、そういうところを見ることも大事やと思う。」
自分（@yoyo0616）のツイート（以下、「yoyo0616」）
「僕の夢は……趣味も夢も本当の友達も信頼できる仲間もいなくても、仕事がなくても学校行かなくても、鬱でも統合失調症でも体が動かなくても、この世は生きるに値することを証明したい。人生は砂漠だ。君はひとりだ。それでも生きていかなくてはいけないんだよ。ギリギリの状態の生を肯定したい。」
桜井さん「で、それを貫いていくと、友や仲間に出会うんだよな。人生は螺旋階段みたいなもんで、地点は同じなんだけど、視界は変わっていく面白さがある。」
yoyo0616「桜井さんの今見ている風景が見たいです。だから、僕は桜井さんの歌を聴くのだと思います。」
桜井さん「嬉しいこと言ってくれるなあ。涙腺緩みそうになったよ（笑）。あ、今いろんなことに気づいた！」
桜井さん「人から見て、なんでこのオッサンは（おにいさんやで）こんなにポジティブなんだろうと思ってる人もいると思うんですよ。でも、オレには見えてる景色があって、これ見えてて頑張らんかったらクソやろ、って自分に対して思うんです。」
桜井さん「今オレに見えてる景色、最高やねん。今が、じゃないで。ずっと先に見えてる、もうちょっと歩いた先にある景色、ああ、これか、これだったのかっていう景色が、バーッと広がってるんですよ。そのためやったら、オレはなんでもするでって思ってるから、今がきつくても全然大丈夫なんです。」
桜井さん「で、さっきツイートのやりとりの中で彼に気づかせてもらったのが、今自分が見えてる景色を、オレは歌えばええんやって。なんでこの人こんなポジティブなんやろ、っていうのを、その映像を歌という形にして見せることができたら、きっとその人も、出せなかった力を出せるかもしれへんやん。」
6月7日
yoyo0616「桜井さん！ SAFETYの曲は僕の日常の一部です！ もっと色々な人に共有されてほしいです。桜井さんの曲じゃないけど、今が辛くても報われる日がきっと来ます。僕らファンはその日を待ってますよ！ 桜井さんのドリルは天まで貫くドリルです。掘り続ければ日が差します。名曲を作ってください！」
桜井さん「 嬉しいなあ。ありがとう！分厚い壁に、穴開けるで！みんなが無理やと思うことをやらんと面白くない。それを最初にやれたのは、ドラムマニアの1stから2ndを作れたことかもしれへんね。あれも会社でヒットすると思ってたヤツ、おらんかったもん(笑)続くで！」
桜井さん「続き…コナミはインフラがあったから「面白いものさえ作れば」大丈夫だったけど、SAFETY SHOESにインフラはないからなかなか広まらなくて「なんでアカンねんやろ」って年中打ちのめされる。でもそれは、コナミを作ったおっさん(失礼)もそうやったんやろなって。」
桜井さん「無から作るんだから、最初の10年は仕方ないと思ってる。でもこれからは違うで！たまに弱気になる時もあるけど…(笑)。でもこうして応援してくれるから、元気が出るよ。ありがとう！あ、DVD買って(笑)！」
yoyo0616「僕は組織に所属する身なので、インディペンデントに一から物を作っていく苦労を知りません。でも、それで成功した時の喜びは何物にも代え難いと想像できます。SAFETY SHOESはクアトロの成功までで終わるバンドではないと思っています。（続く）」
yoyo0616「（続き）夢を見てください。そして、僕たちに夢を見させてください。念ずれば叶う！です。桜井さんが戦っているから、僕も僕の戦場で戦えます。僕の場合、戦場と言うには大げさですが。DVDはそのうちに（笑）あ、でも必ず買うです。」
桜井さん「オレの頭の中は夢だらけやねん、愚かなぐらいに(^_^;)だから大丈夫！そうやって言ってもらえるのもまた嬉しいよ。くじけそうな時も、くじけてしまった時も、そしてうまくいってる時も、そばに置いてもらえる音楽作っていくね。これからも応援頼むで！」
yoyo0616「はい☆ これからも応援し続けます(^^)/」
yoyo0616「桜井さん、ドラムマニアを立ち上げた制作者だったんだ…。知らなかった。コナミで音楽ゲームを作っていたことは知っていたけど。ドラムマニアは以前、ほんの少しだけ手を出したことがある。面白かった。身近なところにすごい人がいるものだなあ。」
桜井さん「そうよ。「これが売れんかったら、お前どうやって責任取るねん！言うてみい！」って毎日毎日大声で怒鳴られてホンマにきつかった(笑)。受注数がつくまで、社内に味方はおらへんかったよ。だけど当時の三沢光晴の試合だけは、オレを支えてくれたのよね(って関係ないか)」
yoyo0616「それはきついですね。今のドラムマニアがあるのは桜井さんのおかげですね(^-^)自分はプロレス分からないですけど、桜井さんの文章を見ていると、三沢光晴という人は偉大だったんだなと思います。多くの人に自分を導くランプになってくれるそんな人がいますよね。」
yoyo0616「身近なところのすごい人と言えば、ある雑誌に連載を持っている職場の後輩がいる。インディーズでデビューする知人もいる。彼らは陰で努力を重ねてきた人たちだ。僕は怠惰な性格だから、そういった人にはなりたくてもなれないかもしれないけど、だからこそ、彼らを陰ながら見守っています。夢が見たい☆」