あけましておめでとうございます。
何がめでたいのか、よく分かりませんが、年が明けることはおめでたいことなのだ…!
冬のロックフェスであるカウントダウンジャパンフェスの会場で年越ししました。
~年越しカウントダウンの一部始終~
俺「ソウルフラワーユニオンを観た後にダイノジでカウントダウンだ!」
しかし、ソウルフラワーを10分だけに絞って観た後にダイノジに行こうとしたら、ダイノジは入場規制で会場に入れず。
カウントダウン間際のギリギリの時間までダイノジの列に並んだところで、
俺「演奏も聞こえず、列に並んでいるだけの場所……。こんな何もない所で新年を迎えるのは嫌だ! イヤダ! 竹田!」
そこで、Dragon Ashの会場までダッシュ。なんとか間に合い、華々しくカウントダウンが始まる…!
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…
上空にあるくす玉が割れる! 2012年が動き出す!
こうして、僕の2011年は終わったのです。
2012年の最初のナンバーは、Dragon Ashのヴィヴァラレボリューションでした。EARTH STAGEが祝福のヴァイヴに包まれて、ピースフルな気持ちで迎える新年。
最初からソウルフラワーではなくダイノジに行っていれば、こんな苦労をすることはなかった。でも、ソウルフラワーは同時代を生きる者として、一度は観ておきたかったんです。震災後の振る舞い(東北の複数の小さな街でのゲリラ的なライブ等)も含めて、彼らの生き方、表現の仕方は、時代に刺さり、尊敬に値するもの。実際に10分でも観られてよかった。彼らを観ることは、小さな義務を果たすようなものだ。「死ぬまで生きろ」という歌の歌詞には、覚悟と楽観的な明るい見通しを感じた。2011年の終わりに聴けてよかった。
フェス全体を通じてのハイライトはSEKAI NO OWARIだった。ヨレていて声量もないし決して上手くはないのに、人の胸を打つボーカル。メロディは恐ろしくキャッチー。誰でも簡単に踊れる四つ打ちのリズムと、ポップで小綺麗なフレーズを奏でるピアノとギター。そして、何よりも世界観がある。その世界観は儚げに見えて強固で、ある種の宗教に近いと思えるほど。でも、それをエンターテイメントにしてしまっている。
でも、セカオワの、死があるから生が輝くって考えは嫌いです。生は生のままで輝くものだ。僕はセカオワの言う「死の魔法」にはかからないぞ。
さてさて、今年2012年の僕のプライベートでの目標は、
1に体力、2に体力、3、4がなくて5に体力をつける、です。なんだか努力マンみたいだ。
去年の2月の交通事故で1ヶ月以上入院して以降、絶望ゥゥ的なまでに体力がない。バンドを辞めたのも体力が関係しているところがありまして。だから体力をつける。ジムに通おうかな…。
次に、『とかげ日記』を頑張ります。これは読者のあなたへ向けたマニフェストでもある。バンドも辞めてヒマになったし、今ならブログを更新する時間もある。音楽も音楽評論も、エンジョイしながらもっと勉強します。
最後になりましたが、今年もよろしくお願いします。
日常と非日常をダイバーのように行き来する『とかげ日記』に、よければ今年もお付き合いお願いします。宗教や占いの類は信じていないので、宗教以外の方法で、閉塞感のある日常を総天然色に塗り替える方法を探しています。その鍵のひとつが音楽や詩だったりする訳だけれども。
世界の終わり / 虹色の戦争