日本の農村とベトナムの農村も同じかも?、

 

日本もベトナムも山間に暮らしている人の知恵は共有されているかも?

 

と、よく思います。それは、手仕事で作られたものを見る時感じる、強い思いでも

あります。

 

例えば、これ↓

 

 

’コイ(cui)’と呼ばれる背負子です。’おじいさんは山へ芝刈りに・・・’ではないですが、

収穫物、薪とかを入れます。

 

プロジェクトで働いていた時、あるおばあさんの家に、これにビッチビッチに木の幹を

切ったものを入れて置かれていて。聞くと、朝から森で採ってきた、ということで。

持たせてもらおうとしたのですが、持ち上がらない。

おばあさんには笑われました・・・、でも聞くと、30Kgくらいを彼女たちは運ぶそうです。

 

ベトナム戦争終了(1975年)前後まで、多くの人がそれくらいの荷物を持って

フエ市内まで山を下っていたそうです。(30Km以上・・・。)

 

この竹で編まれたものは、色々あって、例えば、この台所では、↓

 

調味料入れになってました。でも、本当はこの小さいのは、川に魚を獲りに行った時に

使われます。

 

こういう竹細工は、雨季の時、囲炉裏のそばで行われます。

日本も農閑期に行われていたはず。とっても似ています、おねがい

調査サイトの人たちは、色々無駄なく使っていて、例えばこれ↓

 

彼女が混ぜているのは、糠とバナナの幹です。

写真では彼女の混ぜているものの左側になるのが刻んだバナナの幹。

もう実がつかなくなったバナナの幹は刻んでニワトリのエサになります。

(刻むためのまな板と包丁は彼女の後側にあります。)

 

ついでに・・ですが、日本のようにお米には神様がいて・・という精神的な意味と

農業技術の結晶の結果、とってもおいしいお米を食べている国からすると

びっくりなのですが、結構、普通にお米を家畜に与えることに、

ベトナムの人は抵抗がありません。

 

話が逸れました。そして、↓、

 

 

おばあちゃんが刻んでいるのは↑タロイモ。お庭に植えていたり、天然林まで

取りにいったり、色々です。

 

そして、2つの写真でお気づきかも?ですが、結構、少数民族に限らず、

ベトナムの人はしゃがんで切ったりする作業をすることが多いです。

(おばあさんは、小さな椅子に座ってますが。)

 

これ、普通にお料理する時もよく目にします。

家畜のエサならまだしも、きっと日本人には抵抗を感じる人も多いかも?です。

 

それにしても、農村には知恵がいっぱいです、ニコニコ

さて、調査もひと段落、レポートも出せてホッとしました。

書き物をしていた間、食べまくっていたのは

バンカン(Banh Canh、北部の方では、バンカインと発音するかも。)

 

こんな↑感じの麺です。これは、タピオカ粉で作ったしっかりコシのある方。

お店によっては、米粉で作ったフニャフニャ麺もあります。

 

はじめてバンカンを食べた時の驚きは、お箸で食べるのではなく

スプーンで食べること。理由は、スープも全部、麺と一緒に食べるので。

色々な種類があるので、また別のお店のものも紹介できればと

思います。

 

上手に麺をスプーンで切りながら食べるのに苦労しました・・・、

・・・、なのに、最近、ベトナム人も結構、お箸を使って食べています。

(薬味のネギが乗っているお皿にお箸が乗ってるでしょ?)

 

そして、バンカン屋さんといえば、ウズラのゆで卵。塩コショウで食べてもいいし、

スープに浮かべてもいいし、おねがい。

 

なんだか、赤色っぽい小鉢に入ったものは、辛くしたい人が入れる調味料。

この1杯で20,000ベトナムドン(約93円)+食べた分の卵代。

 

小腹がすいた時なら、

”nua to(ヌア トー)”と言えば、半分の量にしてくれて値段も半分。

(”ヌアトー”は、”お茶碗半分”の意味)

 

フエは月末、月初はお祈り(”クン(cung)”と言います)の日。

神様や、亡くなった人への感謝をささげます。なので、お店の前には

こんな感じで、お線香と共にお供え用をしているところが多いです。

(バンカン屋さんなので、商品をお供えしてます。もっと派手に色々

お供えしたりもします。お店もお家も。)

 

お箸がいっぱい一緒に置かれているのは、道で亡くなって誰にも供養して

もらえない人にも食べ物が届きますように、という願いです、ニコニコ。

12月に入りました。こちらにいられるのも、あと24日。

昨日は(というか今朝)、午前3時まで報告書書きに時間がかかりました。

 

日本時間だと朝5時に、メールで提出。ビジネスマナーなら完全にアウトな人の

行動ですが、うちの研究室は24時間体制の人が多いので・・・。

許してもらおう。

 

仕事で見る山間地の様子と、研究対象として見る様子、集まる情報は

本当に違って、驚きの連続・・・・。

 

そんなことより。

 

私は、お肉の中では鶏肉好き。もちろん、おいしい霜降り牛肉も好きですが・・。

 

ベトナムでは、数年前から食の安全が深刻な状況。

豚肉には、大量の成長ホルモンが投与されていたり、鶏肉は鶏卵用に飼育されて

もう処分するしかないニワトリが冷凍で中国から入ってきたり。

(どんだけ抗生物質が投与されていたか、わかりません。)

 

実際に女の子の初潮が早く始まったり、男の子なのにおっぱいが発達してきたり。

ウソ、デマの広がる確率は日本より高い国ですが、(理由:日本人より、おしゃべり好きな

人たちなので。)この深刻さは、本物のようです。

 

 

 

でも、フエ市内から離れた田舎では、こんな感じで健康的に、ニワトリが放し飼いに

されています。

 

以前暮らしていた時は、活動サイトの農家のおばちゃんに絞めてもらって

それを調理するようにしていました。

 

地鶏には、日本の鶏肉とは違うおいしさがあります、おねがい、

 

そして生産者から買うのが一番です、照れ。

今の学習支援教室で雇用しているTutorたちの面接のときに聞いていることがあります。

'実際に自分でするであろうこと'を簡潔に答えてください。と言って出す問題です。

 

****問題****

あなたは、食堂かレストラン、いつも友人と行くような店で食事をしています。

きれいでない服装の子供が’お金を頂戴’と言って、あなたに近づいてきました。

あなたは、お金とお菓子を持っています。そして、お店の外には

親の姿が見えました。あなたは、どうしますか?

 

1.言われた通りお金をあげる。

2.お菓子をあげる。

3.その他

************

 

これ、答えはないのです。私がベトナム人と接していて思うのは、

 

1.想像力に乏しい人が多い。

2.なんでも’理想’を言う人が多い。

 

これ↑、結構、協力隊員だった頃からお酒の席でも時間が足りないくらい

エピソードには事欠かないことで、’段取り好きの日本人’からすると

イライラさせられることも多いのです。

 

そして、’理想’というのも、なんだか、張りぼてで、理想までの行程が好きな

日本人からは’それはわかったから、じゃあどうする?’と言いたくなることが

多いのです。

 

上の質問をして、見ていたのは(私が日本に戻ってからの採用では

現地協力者に願いしてきたのは)’きちんと描きながら、本心で答えているか’

でした。

 

結構、この設問のせいか、歴代のtutorに悪い人は皆無です。

 

こういう漠然とした問題にも答えられる人とは仕事がやりやすかった、という

ことでしょうか。

 

ちなみに、私はお菓子をあげる、です。持っていれば、飴玉をあげることにしています。

持っていなけれが、何もしません。

 

親はお金をこどもから取り上げるので、親が’ケッ’と思う、こどもが笑顔になる

ものをあげることにしています。しかし、クソガキ!!と思う子には、

 

’こんなことしてないで、勉強しろ!!!’ムキー

 

と、怒ることにしています、が、減りました’お金頂戴’と言ってくる子供と

茹でピーナッツ売りの子供・・・・、豊かになっていますように、おねがい。

 

本日のサービス、笑、カットは、教室に通ってきている生徒の弟とお母さん。

今日、家庭訪問に行っていました。

  

 

まぁ、なんで歯ブラシもっているかは、ちょっと内緒なのですが。

いつ会っても、こどもの勉強のことを気にかけているお家で、こどもたちも

愛情を受けて育っているのがわかる家です。

 

本当に、経済っ大事ですが、すべてはないことを教えられます、ニコニコ。