文系先生が教える数学 | 中学受験・不登校によりそうブログ

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通信制高校講師、放課後カウンセラー他いろいろやってます。息子は関西男子最難関の一つに通学中。看板出さずに紹介のみで依頼受けてます。

放課後自習監督兼質問受けのお仕事もしています。


何でも屋な私ですが、一応文系なので、質問受けは文系科目という体でやってます。



しかし、あるのです。



数学教えてください。て話が。


一応、国立大学出身なので、数学も必須でやってました。


しかし、責任が持てないと思ってしまう‥


先日、ある子が、


「解答解説もあるから、数学教えてください!」


と数1を持ってきました。


数1ならできます。


こう言うことは、とてもよくあります。


そして不思議なのですが、自分でも数学の方が教えやすいのです。


一緒に解いたり解説したりした


生徒さんは、


「なんかモヤモヤがつながってわかった!すごいわかりやすかった!」


と何回も言ってくれて、この言葉のために私はやってるんだなと泣きそうになりました。



文系人間が数学を教えると、なぜかわかりやすく教えられる理由。


自分がわからなかったから。


これだと思っています。


自分が、すっと理解できなかった。

苦しんだ苦労して、あーだこーだやって何回もやって、やっとこさわかった。


そんな過去があります。


だから‥


わからないと言っている子が、どこでわからないかがわかっている。


心のうちがわかる。


なぜなら、同じように思っていたから。





担当教科というのは、自分の得意で好きな科目になることが普通です。


私なら、英語と国語、世界史。


理系の先生が言っていたのですが


「なんでわからんのかわからん」


そういうことなのでしょう。


得意だと、当たり前にできてしまうので、なんでつまづくのかわからない。


文系理系、お互いにそんな面があると思います。



なので、私は密かに、


得意じゃなくて、人一倍苦労して習得した教科を教えた方が、教えるということに関しては相手に伝わりやすいのではないかな、と思っています。