脳のなかに異常のない「慢性頭痛」は「健康的な生活」を送ることができないことに根本的な原因があります。
健康な生活を送るためには、ミトコンドリアが正常に働き、セロトニン神経系がまともに機能していることが不可欠な要素になっています。
このため、片頭痛を改善・予防するためには、ミトコンドリアとセロトニン神経系をいかにして、活性化させるかが重要になっています。
片頭痛の方々は、生まれつきミトコンドリアの働きが悪いことから、同時にセロトニン神経系の機能低下が存在しています。
片頭痛の方々のミトコンドリアの働きの悪さの程度は各人・各様でさまざまです。
ですから、自分の体力に合わせて、少しすつ運動強度を上げていくことが原則です。
決して、無理をすると返って逆効果になってしまいます。自分のミトコンドリアの働き以上の運動を無理して行うことによって活性酸素を増やして、ミトコンドリアを逆に弱らせては何もならないということです。
このため徐々に、運動強度を上げていくことです。絶対に無理なことはしてはならないということです。
そして、運動により「セロトニン神経の活性化」を図る必要があります。
運動不足にご注意を・・・緊張型頭痛
運動不足がちで頭痛に悩んでいるあなた、まずは1日5分身体を動かす時間を作ることから始めてみましょう。誰しも年齢と共に体力や筋力は衰えてきますが、適度な運動はそういった衰えを遅くさせてくれる方法です。
流行りのヨガやウォーキング、関節をゆっくり大きく回すなどのストレッチやラジオ体操など、できることからトライすることです。 そうすることで、血液の巡りをよくすると、慢性頭痛が起きにくくなります。
また、適度な運動を続けることは、病気やケガの回避にも繋がります。
対策として行うだけではなく、心身共に健やかでいられる毎日の為に運動不足からの卒業をしていきましょう。
緊張型頭痛というのは、運動不足などが主な原因です。勉強や読書好きの反面、運動不足になっている方もおられるかと思います。なお、頭痛まではしていなくても、肩こりや首こりのある人、日中眠くなることが前よりも多くなった、という人にも関係します。
「緊張型頭痛」は、首から肩、背中にかけての筋肉内の血流が悪くなることで、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまり、それによって筋肉が緊張し(または逆に筋肉が緊張することで血流が悪くなる)、周囲の神経を刺激し、頭部の神経に伝わって頭部に鈍痛や締めつけられるような痛みを起こすものです。実は頭痛の原因の7割程度を占めるようですが、症状や症状が続く期間は人によってさまざまです。
私の場合、1ヶ月ほど前から突然首と肩のコリが激しくなり、その後、後頭部に痺れるような感覚が走ったり、こめかみと前頭部が締め付けられるような頭痛がでるようになりました。朝はそこまで辛くないのですが、夕方くらいからだんだんと辛くなってくるような感じで、それがずっと続きました。頭痛自体は耐えられないほどではないのですが、仕事でも集中力が下がったりすることもあり、また勉強のために下を向いていると、首がかなり辛くなってくるので、勉強ができない状態なのがつらいところです。そして仕事や勉強の体制が、肩こりや首こりを悪化させる、ということもあります。
体操で頭痛対策
酷い頭痛に悩まされていた人が、犬を飼い始めてから症状を感じなくなったというケースがあります。
運動不足で体がこわばっていることから慢性頭痛になっていた人が、犬の散歩を毎日するようになったことから運動不足が解消して頭痛も止んだわけです。
このように、頻繁に頭痛に悩まされている場合、人によっては簡単な体操を生活にとり入れることで痛みが緩和する可能性があります。
特に、筋肉が緊張して血行が悪くなっている場合の頭痛に悩まされている場合は、適度に体を動かすことが効果大です。
慢性頭痛に悩まされている人は、予防と対策のためにストレッチなどの体操を始めてみてはいかがでしょうか。
ただし、片頭痛の症状を感じているときには、体操によって症状が悪化することもあります。判断が難しいかもしれませんが、少し体を動かして痛みが激しくなるようであれば、痛みが治まってから体を動かすのがよいでしょう。
そうでない場合は、ストレッチ程度の軽い運動であれば誰にでも簡単に行えますのでやってみてください。
特に、デスクワークなどの長時間同じ姿勢をとっていることが多い人には、体操が有効です。上半身のコリをほぐしたり、首をゆっくり上げ下げしたりまわしたりするだけでもよいのです。肩をまわすだけでも、頭痛の症状が緩和する場合があります。
また、腕を組んで天井に向かってぐーっと上に伸ばすと、肩甲骨が刺激されて血の巡りがよくなります。
ついでに、首を軽くもんでマッサージしてあげるとよいでしょう。
頭痛が体の緊張を原因としている場合は、ストレッチのような体操だけでなく普通に運動をすることでも効果を期待できます。
激しい運動が苦手な人でも、犬の散歩やウォーキングをする程度で筋肉が刺激されて頭痛が改善されるでしょう。
痛みが出てから運動するというのではなく、日頃からなるべく体を動かすようにして同じ姿勢のままで動かないという状況をあまり作らないように心がけてみましょう。
なぜ、体を動かす生活習慣が大切なのでしょうか?
体を休めてばかりいると、「なんだ、エネルギーはあまりいらないのか」とばかりに、私たちの体内のミトコンドリアの数は減っていきます。疲れるから、体力がないからと、体を休めてばかりいると、ミトコンドリアが極端に減り、エネルギーの作れない「老いた体」になってしまいます。体力をつけ、老けない体にするには、エネルギーを使う量、すなわち運動量を少しずつ増やしていくことです。コンスタントに運動を続けることで、「いつもこれだけの量のエネルギーを必要とするのなら」と、ミトコンドリアの量が増えてくれるのです。
脳内セロトニンの低下を来す要因として、「運動不足」が挙げられています。
「脳内セロトニン不足」の要因としての「運動不足」のタイプ
固いものをあまり食べない
階段を使わずエレベーターやエスカレーターを使う
30分以上続けて歩くことができない
運動不足である
デスクワークが多い
セロトニン不足の要因の一つである運動不足タイプは、上記のようなものが挙げられます。
現代人にとって運動不足は大きな問題となっており、セロトニン不足の大きな一因にもなっています。
一定のリズムで同じ動作を繰り返す「リズム運動」がセロトニン神経を活性化させます。
リズム運動をすると、セロトニン神経が活性化し脳内のセロトニンが増えます。
代表的なリズム運動としては「歩行」「咀嚼(そしゃく)」「呼吸」が挙げられます。
しっかり歩いて、しっかり噛んで食べて、しっかり呼吸をする、基本的なことですが現代生活では疎かになりがちかと思います。
デスクワークが中心の生活の人は、運動する時間を設ける、なるべくエレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、など工夫して生活の中にリズム運動を積極的に取り入れて、脳内のセロトニンを増やしましょう。
激しい運動をする必要はありません。
以上、いろいろな運動の仕方をご紹介してきましたが、これらを全て行う必要はありません。自分で、まずできそうな方法から開始して下さい。時間にも制限がありますので、自分に最も適した方法と思われたものから始めて下さい。何をしなくてはならないという訳ではありません。
ただ、これを、日常生活習慣として下さい。きっと少しずつ効果が現れてくるでしょう。最初は極く軽いものから、少しずつ運動量の多いものへと、進めることが重要で、いきなり負担になる運動はしてはいけません。これが原則です。
ここでコマーシャルです。
頭痛が気になったら・・
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