最近、「イミグラン錠副作用なしで片頭痛を治しちゃえ」の開設者の小橋雄太さんの考え方に相対峙する記事が多くなり、些か反省しております。
私が最も問題としていることは、小橋さんが常々記事に記載されておられる、「治せぬ医者に用はない」「まだヤブ医者にかかってるの?」「医者さえそんなにあてにならないくらいだし」といった考え方を問題視しているからです。
小橋さんが受診された医師を、そのように思われただけに過ぎないものと思っております。果たして、このような医師がすべてなのかという疑問しかありません。
「当たりグジ」が悪かったものと考えるべきです。
小橋さんの指摘されるような医師像は、現在の学会を主導される方々に感化された方々であり、まさに一握りの少数派と考えるべきです。
もっと「まともな考え方で、真摯に患者さん」と向き合う医師が、こうした「現在の学会を主導される方々に感化された方々」以上に存在することを知るべきです。
小橋さんも、ブログで一般の方々へ、「偏頭痛の根本的な治し方が流行らないの?」と訴えかけられる以上は、もう少し、片頭痛という頭痛がどのような頭痛であるのかを「理論的」に考え、どのような頭痛なのかを自分自身で構築した上で、一般の方々へ訴えるべきと思っております。闇雲に、発作時の記録を行えば済むものではなく、各人各様であり、これらの方々の片頭痛の起こり方を総括することが重要なはずです。
「片頭痛が治らない」と吹聴されるのは、学会のごく一部の方々でしかないことを知るべきです。