私が昨年10月下旬以来、このアメーバ・ブログに参入させて頂きましたが、私のブログの記事の内容は従来のブログのように、個人個人の”思いつき”を記すようなことを現時点では考えておりません。
現在までの記事は、一昨年5月に偶然、あるブログを通して、知り合えた「分子化学療法研究所の後藤日出夫先生」の記事からでした。その後、後藤日出夫先生の著書「お医者さんにも読ませたい片頭痛の治し方」を拝読させて頂いてからのご縁で、「読んで治す片頭痛」を作成させて頂きました。http://taku1902.jp/sub131.pdf
こうした「片頭痛治療」に関する冊子を作成することにより、現在の日本頭痛学会のあり方に対する疑問を深めて参りました。
私は一介の一般開業医です。しかし、これまでの私の「頭痛診療」を振り返って、いくら考えても、こうした疑問を解き明かせないことが存在しました。
これに気がついた段階で、頭痛専門医の先生方が、「片頭痛患者さんが、どうして医療機関に受診される方々が少ない」のかを嘆いて訴えている現実を目の当たりにしました。
このような現実をどのように捉えるのかが、まず、問題にされなくてはならないと、私は思っております。
こうした考えから、このように「頭痛で悩まれる方々」が、どのように考えて医療機関を受診され、その後どのように考えて「自分の頭痛」と対処されておられるのかを熟慮致しました。その結果、ある患者さんでは、自分の片頭痛にはトリプタン製剤が極めて有効な方々には”朗報”のようです。しかし、この”有効であったがために”トリプタン中毒に陥る方々も多数眼にしました。そして、ネット上では、片頭痛発作時にトリプタン製剤を服用しないと将来”脳過敏症候群”になって極めて困難な状況に至るとか、脳梗塞になるとか、謂わば”脅迫”めいたことを宣われて、一部の専門医は、あからさまに恫喝されます。
私は、こうした現実をみるにつけ、これでよいのかという疑問しかありません。
こういった疑問から、このアメーバ・ブログに参入させて頂きました。
私は、医師です。このため、単なる自分の”狭い了見”から記事を掲載することは考えておりません。ある”テーマ”に関して、ネット界ではどのように考えられているのかを明確にすることが、まず大切です。これに対して、日本頭痛学会がどのような見解があり、実際の「頭痛外来」を担当される頭痛専門医がどのように考えているのかを、明確にさせた上で、私の臨床経験をもとにして、このように考えるべきであるということを提示するのが本筋と思っております。しかし、学会で”容認されない”ことを、世間一般の頭痛で悩まれる方々に公開すべきではないといった馬鹿な専門医もおられます。
私は、こういう馬鹿な専門医の言動は、まさしく疑問に思っております。
私は、学会の容認する考え方が、全て正しく、適切であるとは全く思っておりません。
こういった馬鹿な専門医を糾弾するのが私のブログの目的とするところです。 こうしたことから、ネット上で公開されている”情報”は徹底して検索した上で、記事を作成する上で利用させて頂いております。ネット界で常識とされているものと、頭痛学会を主導される先生方の相違点を明確にさせるのが、私のブログのあり方です。
こういったことから、今後、さらに「慢性頭痛の周辺」のシリーズは継続します。
これは、慢性頭痛という”脳のなかに異常のない頭痛”に対する理解を深めて頂くことを目的とするものです。思いつくテーマすべてを俎上にのせていきます。
こういったことから、これまで当ブログに掲載された記事は、あくまでも”基本情報”としての意味合いで引用させて頂いたことをお断りすると同時に今後も、引用させて頂きます。
これが、医師としての”論文作成”の通常のあり方であり、これまでの業績を引用することなく、自分の考え方だけを披露するのでは、何ら意味をなさないと考えるからです。 ご批判はおありかと思いますが、これが私の医師としての、ブログのあり方です。
しばらくは、ありきたりのテーマですが、これは、しばらくの”息抜き”です。このあと、再度、爆弾記事が控えております。乞う、ご期待を・・・