片頭痛が”遺伝的疾患”という神話 その3 | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 片頭痛は、あくまでも”多因子遺伝”の遺伝様式で先祖代々継承され、これに”環境因子”として、「ミトコンドリアを弱らせる”環境因子”」「脳内セロトニンを低下させる”環境因子”」「体の歪み(ストレートネック)を引き起こす”環境因子”」の3つが関与し、この関与の比重は、各人・各様であるということです。


 まず、最初に、「ミトコンドリアを弱らせる”環境因子”」についてです。


 ミトコンドリアは、エネルギー産生を行う大切な場所です。このエネルギー産生を円滑に行うためには、必要な栄養素、ビタミン、ミネラルを満遍なく、過不足なく摂取することが重要になってきます。こうしたことから、食生活が極めて重要です。
 この食生活には、先祖代々引き継がれた食習慣があります。間違った食習慣は、無意識に受け継がれます。もし、家族に片頭痛の”素因”が存在すれば、片頭痛を発症してくることになり、このため、あたかも「片頭痛が遺伝する」という印象を植え付ける根源になっています。


 さらに、「遺伝性」や「原因不明」とされる疾患には、食生活を中心とした日常生活において、知らず知らずのうちに摂取される環境汚染物質や残留農薬などの有害物質に起因するものがあります。
 知らず知らずのうちに摂取した有害物質が「代謝異常」にも深く関わり、さまざまな疾患の真の原因となっていることも多々あるように思われます。


 また、身の回りには活性酸素を発生するものが多く存在します。


http://ameblo.jp/yoyamono/entry-11952674690.html


 こうした多くの「活性酸素を生み出す要因」が存在するわけで、これらにより「ミトコンドリアの働き」を悪くさせる要因となり、これが環境因子となってきます。


 頭痛専門医は、このような観点は全くなく、当然のごとく「原因不明で、遺伝性」という神話が作られることになっています