引っ越しを終えて その4 | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 先程は、糖尿病治療に際して、その治療指針として「糖尿病治療のてびき」「食品交換表」があることを述べました。

 当然のこととして、片頭痛治療場面においても、このような治療指針が必要とされます。

 こういった考えから、私は、分子化学療法研究所の後藤 日出夫先生のご協力により、以下のようなものを作成しております。


 興味ある方は、ご覧下さい。


  片頭痛の生活習慣の改善


     http://taku1902.jp/sub132.pdf


  片頭痛の生活習慣の改善 食事療法編

   

    http://taku1902.jp/sub276.pdf


 問題は、こうした考え方は、学会の作成される「慢性頭痛診療ガイドライン」には明記されておりません。一般開業医は、”保険診療”を行うことが原則です。そうなれば、保険診療の原則に違反することになります。自由診療でするしかないことになります。
 ここに、片頭痛改善のためのネックが存在することを忘れてはなりません。
 この点は、今後の課題となっています。


 私は、当面の治療方針として、片頭痛と診断した場合、「慢性頭痛診療ガイドライン」に従って、薬剤は処方致しますが、必ず「生活指導」を行うことを原則としています。
 その参考資料として、上記2つのファイルを収録したCDをお渡ししています。
 そして、治すのは「あなた自身です」と付け加えることにしています。

 

最初の記事でも申し上げましたように、現代は”患者様”の時代です。片頭痛は、その人の”生き様”すべてが関わったものです。こうしたことから、患者様の尊厳を損なわない配慮が必要であると、考えております。